【短編集】君がいたからこのストーリーができた3

逃避 ページ1

行くぞ
一緒に逃げちまおうぜ

勉強から
親から
他人から

逃げたくても逃げたくても
逃げれなかった
逃げる勇気がなかった

辛い
苦しいと思っても
朝の光で目を覚ます

「逃げ」は「甘え」じゃない

目の前の人が何か言っても
顔も名前も知らない人は
無言で頷いて寄り添ってくれる

「今」を笑い話にできるくらい
笑える「未来」に逃げちまおうぜ

利害→

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