超高校級の??? Ⅰ ダンロン×暗殺教室 (ページ45)

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45話ページ45

No side

イリーナ先生と烏間先生をくっつけよう大作戦は失敗に終わり、気晴らしにと浜辺を皆で歩いていた

杉野「…ん？あれ狛枝じゃないか？」

杉野の指した方には下は海で崖の所を歩くAの姿
生徒達は暗い顔をする
烏間先生やあの日見た生徒から話を聞いたから

Aはコッチに気づくこと無くそのまま歩き続け

全「!!」

崖下へと落ちようとしていた
それを皆が知らない男が助ける

木村「あれ…狛枝の友人だろ？」

中村「そうなの？」

木村「多分な、アイツが殺されようとした時に狛枝の目の色が変わったんだよ」

原「殺せんせー何話してるか聞けないの？」

殺せんせー「ちょっと待ってくださいね」

殺せんせーは触手を使いA達の会話を盗み聞きし始める

『…死のうと……してたんすか？』

全「!!?」

貴女『…別に、夕陽が綺麗だったからもう少し近づけないかなって思ってただけだよ
足場なくて驚いたけど

驚かせてごめんね』

そう言ったAの声は無理して居るようで辛そうな声が聞こえる

貴女『ら、らん『無理しなくていいっす』…』

『俺を助けてくれたんすよね？
もしも…Aさんのクラスメイトが裏切ったとしても……俺はAさんを裏切りません、ずっと傍に居ます』

貴女『…怖いとは思わなかったの？
あんなに殺した…あれ以上私は人の命を奪ってる…』

『今更っすね、俺は今回が見たの初めてじゃないんすよ？
怖いなんて思わないっす

だからもう、1人で抱え込まないで俺に頼ってくださいっす』

貴女『ずるいね、蘭太郎は』

Aの声は吹っ切れたような声に変わり嗚咽混じりの何声が聞こえてきた
夕日に照らされている2人はドラマでも撮っているのか？と聞きたくなるくらいに美しく皆はいろんな意味で言葉を無くしていた

前原「狛枝が…下の名前で呼んでる……」

磯貝「…そう言やそうだな俺らは苗字なのに」

殺せんせー「それだけ彼を大切にしているのでしょう
彼女から見て彼は精神安定剤のようなもの、その彼が人質に取られた彼女はいつもの余裕がなかった

彼女があの時いつもの様子なら最善策を取っていたはずですからね」

赤羽「でもさぁ、狛枝さん
殺しに慣れてる言い方だったよね？

何でかな？やっぱりただの人殺し？」

うーん…と悩むが

中村「悩むくらいなら聞いた方が早いって、ほら行こっ」

そう言った中村に皆は続いて行きA達が居る方へと歩き出した