超高校級の??? Ⅰ ダンロン×暗殺教室 (ページ27)

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27話ページ27

十神「取り敢えず乗れ」

前原「ま、待ってください
狛枝、コイツと知り合いか？」

高級車であろう車に乗ろうとすると前原が私と十神さんの間に入って来た

十神「誰だこいつは」

貴女「私のクラスメイトですよ
前原、大丈夫だから」

前原「っ…」

車に乗り込み移動し始めて数分
十神が1枚の写真を見せてきた

貴女「…コレが？」

十神「それはお前だろう？」

写真は刀を右手に持ち、左手に人の頭(だけ)を掴んでいるフードを被った人の姿

貴女「…どうせ嘘をついてもバレるのでしょうね
えぇ、私です」

十神「なぜコイツらを殺した」

貴女「ただの依頼ですよ
あとは…私の病気を抑えるため……とでも言っておきます」

十神「病気だと？」

貴女「えぇ、私が侵されている病気はいわゆる「奇病」と呼ばれるもの
ですから多分探しても無意味です」

十神「…ほぅ」

貴女「というか、よく分かりましたね
貴方と会ったのは一瞬だけだったのに」

十神「俺の財閥の手にかかればこんなこと楽勝だ」

貴女「へぇ…それでどうします？
私を署にでも連れていきますか？」

十神「そんなことはせん
ただの興味だ、もうお前に興味はない」

車が止まったかと思えば私の家に着いていた
家まで知られているのか…

十神「だが、そうだな……近々依頼を頼むかもしれないな」

貴女「生憎私は暗殺者や殺し屋を目的としていないので気分で依頼を引き受けてますよ」

十神「俺には関係ない
じゃあな」

十神さんはそう言って笑うと車が動き直ぐに見えなくなった

貴女「…はぁ、今日は厄日？」

今日、何度目か分からないため息を吐き先に風呂に入ろうと決めて家の中へと帰った

風呂に入り、冷蔵庫を開けると何も無かった

貴女「…仕方ない、コンビニ行こう」

黒の短パンに白のカットシャツ、お揃いで買ったパーカーを羽織りコンビニ向かう

コンビニの中に入るとさっきの生徒会の人と女が喧嘩していた
店員さんも困って居る様子

2人の襟元を掴み外に出す

「てめっ、何し!!」

貴女「自分の身なりを確認しなよ、汚い
その姿でここにはいらないで」

殺せんせー「汚れた姿でトイレに駆け込む、彼らには相当な屈辱、それにタイミングよくAさんも現れ言ってくれたあの言葉

彼らにはいい薬でしょうねぇ」

磯貝「いや、男の方は……」

磯貝の言葉に皆は男を見るとAを見て頬を染めていた
いつもと髪を横に流しスラッとしている体型
惚れたんだな…とみんなが察した