超高校級の??? Ⅰ ダンロン×暗殺教室 (ページ26)

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26話ページ26

理事長「ダメだよ暴力は
人の心を…今日の空のように曇らせる

大丈夫かい？」

胸ぐらを掴んでいた手を振り払うようにして離されたため思わず地面に尻もちをつく
理事長は私に貼り付けた笑みを浮かべながら手を差し出した

貴女「大丈夫です」

理事長「それは良かった、じゃあその動画は消してくれるね？」

全「!!?」

貴女「…バレてるとは意外でしたよ」

そう言って左手に録画画面の携帯を見せた

「てめっ…何時から…」

貴女「止めに入った時から」

理事長「じゃあ皆さん足元に気をつけて、さよならだ」

理事長はそう言って車に乗り込み去っていく

「あの人に免じて見逃してやるよ」

女「…嫉妬してつっかかってくるなんて……
そんな心が醜い人だとは思わなかった

それにこの女何？ブスがでしゃばんじゃないわよ」

女はそう言って生徒会の人達と去っていく

貴女「前原、大丈夫？」

後ろにいた前原の方を見ると「あ、あぁ…」と曖昧な返事をする
アイツらに相当言われたのか

貴女「前原、アイツらの言葉に気負う必要ないよ
自分の方が上だと過信してる馬鹿な人達だから」

前原「お、おぅ…て、狛枝大丈夫かよ」

貴女「慣れてる」

前原「は？」

貴女「私ってこんな性格じゃん？
あんまり喋らないし、オマケにブラコン

皆から距離を取られていじめを受けるのには慣れてるよ」

そう言うとかける言葉が見つからないのか黙る前原
その後ろで杉野達が駆け寄ってくるのが分かった

貴女「じゃあね前原、風邪ひかないように」

前原「待てよ狛枝!!」

後ろで前原の止める声が聞こえたが無視して歩いたつもりだった

「見つけたぞ」

貴女「!!げ……」

腕を掴んだその人を見て目をそらす

「俺の顔を見るなり嫌面とはな」

貴女「人違いです
私は貴方のことなんて知りま「ここでバラしてもいいなら話すぞ」…わかりました聞きたいことあるなら聞いてください

場所を変えてね」

「賢明な判断だ」

そう言って男はメガネを上げた

彼は

超高校級の御曹司、十神白夜