11話 ページ11
銃声音が鳴ったかと思えば次はイリーナ先生の叫び声
そして微かに聞こえる「ヌルヌル」という音
不安になったのか数人が倉庫へと近づいた
出てきた殺せんせーは満足気
フラフラしながら出てきたイリーナ先生は体操服(年齢的にキツイ)に着替えさせられ倒れた
貴女「…なんだったの？」
赤羽「さぁ？
でもひとつ言えるのは…あのビッチ姉さんは暗殺失敗って事だね」
次の日、イリーナ先生はイライラした様子でタブレットを触っている
授業そっちのけで
赤羽「必死だねビッチ姉さん
あんな事されちゃプライドズタズタだろうねぇ」
赤羽の挑発も聞こえないほどイライラしていたが磯貝の「先生」という言葉には気づいたらしい
磯貝「授業してくれないなら殺せんせーと代わってくれませんか？
一応俺ら今年受験生なんで」
そう言うと触っていたタブレットを机に置くと鼻で笑う
イリーナ「はんっ!!あの凶悪生物に教わりたいの？
地球の危機と受験を比べられるなんて…ガキは平和でいいわね
それに聞けばあんた達E組って、この学校の落ちこぼれだそうじゃない
今更勉強しても無駄でしょ」
その言葉に教室内の雰囲気は悪くなるが
彼女は気づかないのか明るい声で話す
イリーナ「そうだ!!じゃあこうしましょ、私が暗殺に成功したら1人500万円分けてあげる
あんた達がこれから一生目にすることも無い大金よ
無駄な勉強するよりもずっと有益、だから黙ってしたが」
そこまでしか言えなかったのは彼女の顔スレスレに誰かの消しゴムが投げられた
それを初めに皆は罵声や物を投げたりとやりたい放題だ
貴女「こうなると思ってなかったとは…」
ため息をついて「この時間は自習だろう」と思い自分の腕を枕にお昼の授業まで眠った
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流雪 - 狛枝くんは一人称 「僕」 ですよ (2019年2月14日 23時) (
レス) id: 1e56891726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年2月25日 19時
