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4話 ページ4

お昼になりスウォン様に誘われた場所に行くとハクもいた


「勝負…ですか」


「はい、Aには審判になってもらおうと」


「いいでしょう…
てか、審判いらないでしょう」


私もやりたい
そう言うと「後でな」と丸め込まれた


二人の勝負が始まる時ヨナ姫は私の隣にいた



「よし、私もスウォンと弓やる」


「なんだと!!?」


ヨナ姫の突然の宣言に父であるイル陛下は大きな声を出す
当の私も驚いてヨナ姫に目線を移したのだけど…


「ダメだダメだ、武器など持たせられるか本当はあの二人にだって持たせたくないのに」


「女性は武器を持たない方が儚くてモテますよ」


苦笑いをしながら言うAに少し怒った雰囲気の陛下


「Aも武器を持っているわ
じゃあ父上やってよ」

「怪我しちゃうじゃないか」

「まー臆病」


「ヨナいらっしゃい、馬に乗せてあげます」


会話が聞こえていたのかスウォンが馬に跨ぎコチラに微笑んでいる


「スウォン!!」

「大丈夫です、馬に乗せるだけですから」


それでも納得いかない表情のイル陛下にスウォンは安心させるためか言葉を増やす


「大丈夫、私とハクで支えますし
万が一の時はAが支えます」



馬に乗ったヨナ姫はスウォン様と近くに居るせいか緊張している

好きな人とあんなに近くに…羨ましいと思いつつ無意識にハクを見ていたらしく


「なんだ?Aも乗りたいのか?」

「!!?いい!!馬くらい一人で乗れる」

「…そうか」


わー!!私のバカ野郎!!と心の中で大叫びをしていると


「ハクとか!!!!」

「ん?何が?」


落ち込んでいたため話を聞いていなかった私は三人の方を見る


「ヨナに縁談の話が来ていたそうで相手はハクみたいですよ」

「え」


分かってはいたものの私のショックは大きかった

そこからの内容は放心していたのかあまり覚えていない
気づけば夜になっていて日課である読んでいた薬学の本を置く

満月なのか月明かりで外は影ができるほど明るい



「……兄様…………




私に兄なんていたかしら?」



不意に出たその言葉に何か意味はあるのだろうか____

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- 違ったら申し訳ないんですか、11話の歌詞って、Youtudeに暁のヨナとコラボして載ってたやつですか?? あれ、いいですよね〜 私も何度も見ました! 更新がんばってください!! 応援してます! (2020年3月9日 19時) (レス) id: f0ef4d8e3a (このIDを非表示/違反報告)
(・ω・)@crew(プロフ) - あまり歌詞はのせない方がいいかと……サビを少しだけなどした方がいいと思われます。 個人の意見ですが参考程度に,,,,,, 更新楽しみに待っています。 (2018年8月11日 1時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
sora - 訂正があります。25話の歌詞の最初ですが、「死にたいなんて」の後は「言うなよ」。「そんな他」ではなく「そんな歌」、「それに開花」ではなく「それに感化」、あと「命」が「生命」になっている所があります。ごめんなさい訂正ばかり。完結するの、楽しみにしています (2018年7月21日 19時) (レス) id: 53c720a608 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - さらさん» そう言っていただけるととても嬉しいです…!!至らない部分もあると思いますが更新がんばります!! (2018年1月25日 15時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
さら - 凄〜く面白いです!この小説大好きです!お気に入り投票もしましたぁ〜!コレからも更新頑張って下さい! (2018年1月24日 23時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2018年1月23日 11時

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