元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

27話 ページ27

鞘から少し刀を抜いて3人に色を見せる


貴女｢私が持っていた刀は元々赤いんです
兄さんの刀と交換してからは日の呼吸が出なくなった、私の予想だと日の呼吸は刀が赤くないと出ない技かもしれません｣


鞘に戻し｢さて…｣と言葉を続ける


貴女｢他に無いですか？｣

竈門｢は、はい!!ありがと｢この俺様と勝負しろ!!｣コラ、伊之助!!｣

貴女｢勝負するのは構いませんけど…懲りませんね｣

嘴平｢聞いて笑え!!俺様は全集中常中を取得したんだぜ!!?｣

貴女｢わら…驚けの間違えでは…？｣


困惑する私を無視して彼はそのまま突っ込んでくる


我妻｢馬鹿野郎お前!!｣

貴女｢構いませんよ｣


隣に置いた刀をまた持ち上げ首元を殴る

｢ぐえっ｣と言葉を漏らしたと同時に我妻さんの方に倒れ込んだ


貴女｢さて、彼も気絶してしまいましたし
今日は泊まっていくといいです｣

我妻｢すげぇ…伊之助を蚊でも払うかのように…｣


禰豆子さんに羽織をかけて｢食事の準備をしてきます｣と言い残し部屋から出る


貴女(久しぶりに、人と一緒に食事をしますね
それにしても…何故、兄さんは殺される鬼にされたのでしょう？

何か理由でもあるんでしょうか…)









ーーその日の夜ーー

風呂、食事を済ませた3人はすぐに部屋に戻り
明日の朝ここを出るらしい


私は1人、縁側に座り刀の手入れをする


貴女｢……禰豆子さん｣


背後に気配を感じ振り返ると起きた禰豆子さんが私の隣に座る

刀に触れようとしたので手を掴んで止めた


貴女｢貴方が触れれば怪我しますよ｣

禰豆子｢むー…｣


分かりやすく拗ねた禰豆子さんだったが庭にある鯉が目に入るとそっちに向かった


貴女｢鯉、気になりますか？｣


手入れをしていた刀を持ったまま彼女の後ろに立つ


禰豆子｢むー!｣

貴女｢その鯉が気に入ったんですね
朝、餌あげて………って日が昇るのでダメですね｣

竈門｢わぁぁぁぁ!!Aさん!!早まらないでください!!｣

貴女｢え？｣

禰豆子｢!
むー!!｣


後ろから叫び声とともに腕ごと後ろから抱きしめた竈門さん
それを見て次は前から禰豆子さんも私に抱きつき


貴女｢えっと…どういう状況？｣

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