検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:850,952 hit

21話 ページ21

貴女「………はぁ」

赤羽「あれ?ため息つくなんて珍しいじゃん」


昨日の雨とはうって変わり晴れやかな日に赤羽は笑顔でそう聞いてきた


貴女「まぁ、ちょっとね…」


言えない
実の兄の事で年甲斐もなく知り合いの前で大泣きしたとか…


貴女(消し去りたい過去…
冨岡さん、頭ぶつけてそこの記憶飛ばないかな……)


ん?


貴女「彼は…?」

赤羽「え?」


私が指さした方には見覚えのある男とイリーナ先生の姿
その2人の目線の先には烏間先生が廊下を歩いていた


潮田「ビッチ先生の師匠なんだって
殺し屋のロヴロさん」

貴女「へぇ…」

赤羽「気になるの?」

貴女「え?」

赤羽「だって五鬼継さん
ロヴロさんの事すっげぇ見てたから」


気になると言うか…なんと言うか…


貴女「まぁ、本物の殺し屋が何処までやれるかは気になるかな」


そう言って目線を赤羽君からロヴロさんに戻した


貴女(私見た時余計なこと言わないか不安)


彼と出会ったのは2年ほど前
仕事できていた彼の前で鬼を殺したのが発端だ


貴女「まさかイリーナ先生の師匠だとは…」


吐き出したい溜息をぐっと堪えて
なるべく彼の視界に入らないよう努めたつもりだったのだが……


ロヴロ「おゃ…貴方は!!」

貴女(見事なフラグ回収…)


頼まれたプリントを職員室まで運んでいる途中
烏間先生と話し終わったであろうロヴロさんと鉢合わせしてしまった

思わず足を踏みつける


ロヴロ「い゛っ」

貴女「私の事を話さないでくださいね
さっきのも、疑われるじゃないですか」

ロヴロ「す、すまな「五鬼継さん、ロヴロさんと知り合いか?」!」


分かりやすく体が跳ねたロヴロさん
…隠す気あります?

そう言いたくなるのを我慢して「そんな訳ないじゃないですか」と笑顔を作り職員室内に入っていく


貴女「頼まれたプリントです」

烏間「あぁ、助かる
それで、ロヴロさんさっきのは…」


この人もしつこいな…

22話→←20話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (444 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1090人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 暗殺教室
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

チコ - ロヴロさんがこんな可愛いことってある??(40話) (2021年7月17日 20時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
あややん - コードネーム、『ローズ』はどうでしょうか?綺麗な花には毒があるように、、、 (2020年4月25日 23時) (レス) id: 091f262e52 (このIDを非表示/違反報告)
羅天心@らてんしん(プロフ) - あと、考えたんですけど、氷鬼(ひょうき)…とか? (2020年4月25日 19時) (レス) id: 66b4fe94ea (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - コードネーム…?クール姫…とか…? (2020年4月25日 19時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
- 皆さんのネーミングセンスがよすぎて自分の案が比べ物にならない...当たり前なんですけどね!最初のE組の時と本性を表した時の差が激しいので二重人格とかどうですか?...これも比べ物になってない気がするけど... (2020年4月25日 14時) (レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水菜目 | 作成日時:2020年2月29日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。