元A組生徒のヒミツゴト 暗殺教室×鬼滅の刃

2話 ページ2

No side


イリーナがクラスに馴染んですぐ、教室には1つ机が増やされていた


潮田｢あ…そう言えば今日だっけ？
A組の人が登校してくるの｣

茅野｢そう!!
たしか五鬼継さんだよね？学年でも10位に入ってたよね？

なんでそんな人がここに？｣

赤羽｢噂によると教室1つ破壊したらしいよ｣

全｢え？｣


赤羽の言葉に皆は目を点にするが赤羽はいたって真面目に話す


赤羽｢爆発音が聞こえて、先生が駆けつけると五鬼継さんが教室に立ってたんだって｣

前原｢いじ められてたとかそんな感じか？
嫌でも…破壊する意味ねぇしな……｣


皆が悩んでいると後ろの扉が開く
スっ…と入ってきたのは見たことのない女の子だった


｢私の席ドコ？｣


透き通る声、想像していた人とはかけ離れた華奢な女の子に皆は言葉を失いつつ席を教えた
赤羽のすぐ隣、そこに座ると赤羽は女の子、五鬼継に話しかけた


赤羽｢五鬼継さん、教室1つ破壊したって噂だけど
本当？｣

貴女｢え？
まぁ、そうなるのかな…？

机も窓も壊しちゃったから……｣

前原｢どんなゴリラ女が来るかと思えばちょっと可愛くね？｣


苦笑いしながも赤羽と話すAを遠目で見ていた前原はそう呟く


潮田｢でもなんで教室なんて壊したんだろう……？｣

茅野｢…賞金目当てかな？｣

潮田｢え？｣


茅野の発言にその言葉が聞こえた全員が目を向けた


茅野｢いや、あくまで私の考えだよ？
でも、この時期、それにA組の人がココに来る理由なんてそれしか………｣

寺坂｢それもそうだな
A組の野郎が好き好んでここ来るわけねぇからな｣



寺坂の言葉に皆が納得する
それに気づかないAは色々と聞いてくる赤羽の相手をして疲れている様子だった

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