105話 ページ5
貴女(きっっっっっっつ!!)
刀を杖にしてギリギリ持ちこたえながら私は立っていた
鬼が思っていた何倍も強かった
人間だったら死んでたな……
貴女(初めて鬼であることに感謝したわ……)
遠くではまだ戦闘が続いている
貴女(急げ)
緑谷 side
ルミニオンとエリちゃんを助けてサーの方を見た時に目を疑った
僕の何倍も強いあの人の腹や腕にはAさんに刺さっていたようなものが貫いていた
緑谷｢っ!!｣
Aさんは鬼だから……死ななかった
でもあの人は……？急所を貫かれてる…………ヘタしたら……
嫌な予感が胸を締付ける
治崎はサーから僕達の方に目を変えて攻撃してきた
緑谷｢クソっ!!｣
｢離れて｣
目の前に白と水色のグラデーションの羽織が目の前に降り立つ
貴女｢氷の呼吸 肆の型 氷釈｣
目の前まで迫っていた治崎の攻撃が一瞬にして砕け散った
緑谷｢Aさん…………｣
貴女｢………………予想外が重なりすぎて頭が痛くなりますね｣
緑谷｢？｣
頭を抑えたAさんの後ろから顔を覗かせる
そこには治崎以外、その隣には見ただけでも｢負ける｣と確信する男が立っていた
｢久しぶりだな、A
お前は女だが俺が認めた女だ
共に至高の領域にたどり着こう｣
貴女｢死んでください｣
緑谷｢!!?｣
Aさんの意外な発言にヒーロー達はAさんを見る
めちゃくちゃいい笑顔……!!
猗窩座｢何故だ？俺のことが嫌いなのか？｣
貴女｢嫌いなんて容易い、地獄まで追いかけて殺したいほど憎いです｣
猗窩座｢……残念だ｣
貴女｢緑谷、下がれ｣
緑谷｢へっ？
ぐえっ!!｣
Aさんの言葉に反応が遅れ顔を上げた瞬間、鬼はAさんの目の前に立っていたが
Aさんは俺の襟を掴むと遠くに投げ鬼の拳を避けていた
緑谷｢Aさん!!｣
貴女｢私の事はいい!!
君は先にオーバーさんを倒しなさい!!｣
Aさんが鬼の相手、サーやミリオ先輩は戦える状況じゃない……
僕が……僕だけで治崎を止めるんだ!!
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莉華 - え、これ煉獄さん死んだら炭治郎記憶戻るくない？ (2019年12月2日 19時) (
レス) id: f0913cbb00 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わかりみが深い〜。夢主ちゃん頃したり手足損失させたりしたくなる〜 (2019年12月1日 22時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 宇髄さんの個性で、宇髄さん派手好きだから鉱石とかを生み出せるとか？ (2019年11月24日 22時) (レス) id: b105acc52b (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 堕姫ちゃんきたーーーー！ (2019年11月23日 21時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
律 - 宇髄さんって、肺活量の化け物なので、それを活かして。 (2019年11月22日 23時) (レス) id: 8a3a065a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年11月9日 12時
