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108話 ページ8

倒れた男から目を離し何時ぞや出会った男と目を合わせる


男「君を捕まえるのは骨が折れると思ったが
まさか自分から来るとは思わなかったよ」

貴女「捕まりに来たと言いたいのでしょうか?
私が彼らを助けたきたと考えないんですかね?」

男「ほぅ?
お前一人、しかも人質もいる

それで俺たちからどう逃がす?」


男は勝ち誇った笑みを浮かべる
私も笑う


貴女「そうだね、争うつもりはないよ」

男「!!」


大鎌を消して私は両手を上げる


寺坂「おいA!!俺たちのことは考えなくていい「ダメだよ」!!」

貴女「私の依頼は君達の安全を守ること
私がここに来た理由は君たちの誰かが人質にされて怪我を負わされることを防ぐためだ

だから言っただろう?固まるなと」


私の言葉に生徒たちが押し黙る


男「……ふっ、懸命な判断だ
着いてこい、お前は別部屋だ」

貴女「おや」

男「お前は見ただけでわかる、相当頭がキレるだろう?
奴らに手をかされても困るからな」

貴女「だからってえり掴んで歩きます?
普通に歩けるんですけど」

男「………」

貴女「腕切り落とすぞ……」

生徒「物騒!!!!」









連れてこられた部屋は1人部屋で入ってすぐに私は白い服に着替えさせられた


貴女(監視カメラに寝台だけ
シンプルだな)

「おい、大鎌はどうした」

貴女「………あぁ、それなら私の血液で出してるんです
ほら、ここ怪我してるでしょ?ココから血をだして…」


男に説明すると「そ、そうか…」とその場から逃げ去るように消えた


貴女「……」


レーザー発射まで後3日、ここから逃げるとして得策なのは当日だ


貴女「頼んだよ……」


1日、2日、そして3日目
騒ぐ音もしなかったため彼らも逃げるのは今日だろう


貴女「…さて、やりますかな」


口の端を咬み血を吐く


貴女「ゴホッゲホッ……」

監視員『!!!』

貴女「っ………薬の効果切れか……」

監視員『っ!!応答願います!!生徒ひとりが血を吐いて倒れました!!
薬と発言していたところ、何か病気を患っていた模様です!!!!』


バタバタと走る音が聞こえる
さぁ、脱走と行こう

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- この後夢主ちゃんがムルソーに行くって展開をちょっと期待してた((( (2023年4月30日 13時) (レス) @page17 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
流貴(プロフ) - 泣いた (2020年5月12日 22時) (レス) id: 5a6e7f5402 (このIDを非表示/違反報告)
あやねっち - 1からここまでよみました 最高でした (2020年4月21日 12時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年10月6日 14時

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