56話 ページ6
体育祭……
貴女「暑い…帰りたい……」
前原「日傘さしてもらってる奴が何言ってんだ
競技にも出ねぇんだろ?」
貴女「出ないなら来なくて良くない???」
千葉「出ないかわりに戦略を練ってもらうそれがAの競技だからな
期待してるぜ?」
貴女「はぁ……」
その後もボーッとしながら競技を眺めていると借り物競争で1人の男が走って近づいてきた
「黒岩さんですよね!!」
貴女「?うん」
「ちょ、ちょっと!!」
E組「!!?」
腕を引かれゴール間際へ連れ出される
「なんだなんだ」とざわつく中確認者が声を大きくして借り物名を言った
「借り物名は「好きな人」!!!!!!」
女子「キャァァァァァァァ!!!!!!」
貴女(うるさ……)
男「え、えっと…あの……
始業式の時にステージの上に立っても凛とした表情に心を奪われました!!良かったら俺と付き合っ「ごめんなさい」うぇ!!」
「ごめんなさい」とだけ言ってすぐ帰り始めるAに全員がポカーンとする
ケヴィン『面白い女だ!!おい、ちょっとこっちに来い!!』
貴女『…悪いけど君みたいな脳みそにまで筋肉詰まってるような男は眼中に無いの』
そう言うと男は青筋を立てて私の前に立つ
私の身長は一般女性の平均(152センチ)だがこの男は外人もあってか相当高く見える
周りの焦った声が聞こえるが怖気付くことなく男を見据える
ケヴィン『気の強い女だ、そういう女嫌いじゃねぇが…口の利き方は気をつけたらどうだ?』
浅野「やめろケヴィン!!!!」
貴女「…」
ケヴィンと呼ばれた男は私に手を伸ばすがその腕を掴んで投げ飛ばす
そのまま倒れた男の顔ギリギリに足を浮かせた
ケヴィン『っ!!?』
貴女『体格も力も負けている人間に負ける気分はどう?』
先生「おいE組!!これは暴力行為に値するぞ!!」
貴女「暴力?そんなおかしなことはありませんよ
正当防衛ですし、それに私は彼を踏みつけている訳ではありません」
E組「笑った顔怖…」
まだ理解出来ていない男を鼻で笑いテントに戻る
貴女「……鼻の骨くらい折ってやればよかった?」
磯貝「いや、十分だ……黒岩が言うと本当にやりそうだからやめてくれ」
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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時