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95話 ページ44

戦闘が始まって数秒


貴女「……潮田、なにしてんの?」

烏間「!!!!?」

潮田「しっ…しーっ」


烏間先生の背後にいる潮田に目を向けると前を向けと指示された


烏間(気配を感じなかった……この2人…)


烏間先生は私と潮田を交互に見たあとため息を吐いて審判に徹するようだ


貴女「千葉、凄いね
開始早々片岡を死亡させてる」

烏間「?それなら速水さんも…」

貴女「そうだね、速水も殺ってる
だけど千葉は急所である頭を撃ってる、千葉がアサシンだったら片岡は今頃死んでるだろうね」

片岡(ブルッ……)


見て思ったのは…


貴女(格段に成長してる…
烏間先生の教えがいいのか又は……体術は国木田さん辺りかな?赤羽の戦略は太宰さんに近しい)

烏間「…Aさんならどんな戦略を立てる?」


見ているだけじゃつまらなくなったのか烏間先生は戦闘から目を離すことなく私にそう聞いてきた


貴女「……そうですね
彼ら全員が敵だと考えてまず、射撃を得意とするヤツらが邪魔、時間があれば殺しに行きますがないなら木々を伝った行動を

旗を取れば勝ちなら旗に目を向けないよう細工を施して取るそうすれば効率的に勝てます」


そんな話をしていると私たちの前を通ろうとする4人


貴女「ほら、来たよ「獲物」」

潮田「っ……」


潮田が下に降りて烏間先生と2人になる


烏間「…話さなくて良かったのか?」

貴女「あなた方が企んでいる事ですか?
今彼らの気持ちが一致し始めた中、それを壊すようなマネは流石にしませんよ」

烏間「……」

貴女「人間が嫌いだから助力しない
そう言えたら楽だったんですけどね


私も彼らと会って少し変わったようです」


人間は自分勝手、自分のためなら平気で他人を売る
踏み台、物
上の娯楽物

小さい頃の私が見た人間の印象はこれだった


それに対して死体は喋らない、動かない
とても美しいもの


貴女(こんな感情、知らなくてよかったな)


どんなに突き放しても彼らは諦めることなく話しかけてきて


貴女「ホント、煩わしい…」

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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時

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