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93話 ページ42

貴女 side


ジキルが攫われたと聞いてすぐさま場所を特定してイタリア(拉致場所)へ向かった

敵を壊滅させてボスの胸ぐらを掴む


貴女「ジキルは何処?」

「へっ…へへっ……てめぇがあと少し早く来りゃいたかも…なっ…」

貴女(元々此処にいなかったみたいだ…
きっとこの国(イタリア)には居ない

だが攫った奴らはコイツらで間違えてないだろうし
となると……)


嵌められたことにため息をついて日本に戻る


E組の校舎に向い大きな木箱が置いてあったので開けすぐさま後ろに下がる


貴女「…だろうと思ったよ」


ゆっくりと木箱の中から立ち上がったジキルは下を向いており口元には笑みが見える


「久しぶりだなぁ
さぁ、殺ろうぜ?Aちゃんよぉ?」

貴女「遊んでやるから満足したら帰ってね」


年に数回、ジキルは異能を制御出来ずハイドに変わる
元に戻すのはハイドが満足するまで

ハイドが満足するのが戦闘のみのためこうして殺り合うわけだけど…


夜中から初めて今は完全に日が昇っている
生徒達も登校したのか私たちを心配そうに見ていた


貴女「ハイド、そろそろ満足する?」

ハイド「まだまだまだぁ!!!!」

貴女「…」


仕方ない…
そう思いハイドの腕を掴んで地面に倒す


ハイド「っ!!今回は一段と手荒だなぁ!!?」

貴女「長い」


腕から手を離して頬を掴むと耳元に顔を近づけ



貴女「正気にもどれ、ジキル」

ハイド「……へーへー、変わりますよっ…と」


その瞬間意識がなくなったのを確認して彼を持ち上げる


前原「終わった……のか?」

貴女「終わったよ
…それで?何か用?」


話を聞くと放課後に話したいことがあるから集まってほしいそうだ


貴女「いいよ
というか私は生かすも殺すもどちらにも協力しないけど」

潮田「!!」


潮田は自分が言いたいことを当てられ驚いたのか私をじっと見る


貴女「私は「いつも通り」何もしない
傍観者に努める、ただそれだけだよ」

殺せんせー「Aさん…もしかして前に言ってた「アイツ」って…」

貴女「?何を勘違いしたのかわからないけどジキルを攫ったのは柳澤達じゃないよ、そこは分かってたんだけど
ジキルは自分で捕まるよう手配したんだ

ジキルが捕まるよう手助けしたのは私の仲間
まんまと嵌められたよ」


メールが来て開くと「楽しかった?」とメールが


畜生…

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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時

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