87話 ページ37
貴女「………やらない」
赤羽「なんで?やろうよ絶対似合うよ
桃太郎のおばあちゃん役」
髪白いし、適任
そう言って赤羽は私の髪に触れる
貴女「なにその単純な考え方
それに今回杉野と神崎がペアでやるなら私要らないじゃん」
狭間「嫁が2人にも出来るわよ
1人浮気役になるけど…やる?」
貴女「やらない」
赤羽「えぇー?」
貴女「赤羽、いい加減口閉じないと私が閉じさせるよ」
生徒「!!?」
赤羽「!………へぇ?どうやって?」
赤羽の余裕ぶった表情にイラつき席から立ち上がり赤羽と目を合わせる
貴女「………こうやって」
赤羽「!!!!」
茅野「えっ……え!!?どっから出したのそのガムテープ!!!!」
ビッと音を立てて私の手にはガムテープが握られていて
赤羽の口と手を一瞬にしてまとめる
貴女「バックの中に入ってた」
吉田「なんのためだよ……馬鹿じゃねぇの?」
貴女「え?吉田もされたいって?」
吉田「すみませんでした」
赤羽は自分で外すことも出来ないため潮田に近づき取ってもらおうとする
貴女「潮田…と言うか全員助けるなよ
やったら全員同じ目に合わせる」
生徒(やりかねない!!!!すまん赤羽!!)
せいぜい頭使って自分で抜け出せ
そう言って教室から出る
太宰「Aちゃん!!!!」
突然後ろから太宰さんに抱き締められ「なんだ…」と思いため息を吐く
太宰「聞いてくれ給えよ!!国木田くんが酷いんだ!!」
貴女「太宰さんが仕事しないからでしょう
あと近い」
太宰「だって仕事したくないんだもーん
それに、私一応病み上がりなんだよ?」
撃たれた跡もまだ残ってると私の傷跡に当たらないよう注意しているようだが
太宰さんの腕が回っているのは胸のすぐ下
貴女「武装探偵社に入ったのはあなたの意思でしょう、グダグダ言っても仕方ない
あと手離してもらっていいですか?」
太宰「でもねぇ……
あ、Aちゃん前より胸大きくなったんじゃブハッ!!!!」
太宰さんは国木田さんの鉄拳をくらい倒れる
国木田「悪いな」
貴女「いえ、国木田さんも大変ですね」
国木田さんに引っ張られ消えた太宰さん達を見送り、ずっと気になっていた場所に目を移す
貴女「……何」
生徒「教師と生徒の禁断の恋……?」
貴女「違う」
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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時