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88話 ページ38

演劇が終わり、ようやく中学生における行事が全て終わった


前原「冬休みからあとが本番だな」

赤羽「Aさん、また策考えてよ」

貴女「嫌だ
利益にならない事はしない」

片岡「殺せたらプラスじゃん!!!!ねぇお願い!!!!」


ワラワラと私の机を生徒達が囲み出す


貴女「寄るな!!」

倉橋「も〜そんなこと言ってぇ〜」


そう言って倉橋は私の首元に抱きつく


貴女「離れて
……それよりもいいの?



茅野、あの生物殺る気だけど」




私がそう言った瞬間物凄い音と地響きが鳴る
私は倉橋に引っ張られ(抵抗はした)外に連れ出される

そこには触手を生やした茅野の姿


暗殺はどうやら失敗したらしく姿をくらました


倉橋「…Aちゃんはこの事……知っていたの?」

貴女「…」


倉橋は私の手を握りじっと見る
いや…倉橋だけじゃない、他の生徒達、あの生物だって私を見ていた


貴女「予想はしてた
それに、そこに居る生物の過去も随分前から知ってるよ
というか、そこの生物がそうなった理由に私も少し関係しててね」

全「!!!!!!」


ほとんどの者が驚いた表情をするなか、寺坂は私の胸ぐらを掴む


寺坂「なら……てめぇは全部分かった上で黙ってたのか!!?楽しかったか!!?俺らが地面で抗ってる姿はよぅ!!?
茅野が触手持ってることも、あのタコの事も全部俺らに黙って「言ったところでどうなる」…あ?っ!!!!」


胸ぐらを掴んでいた手を掴み離してもらう


貴女「私が、生物の過去、茅野の触手…
言ったところで君たちに何が出来る

今もこうやって簡単に茅野に逃げられている
追ということをしない、ただ唖然としていただけ
そんなことしか出来ない人間に今より前に知っていたとして何が変わる?

これが答えだ、君たちに言っても何も変わらない
変わらないならする必要がない


私の言っている意味が分かるよね?」


何も言えなくなったのか沈黙が流れる


貴女「でも君たちの願いは叶う
僕達の中の誰かで殺したかった

そこの生物は
この中の生徒に殺されたい

茅野も
姉の仇が取れる

何をそんなに気落ちすることがあるのか私には理解し難いな」


帰ろうと歩き出す


殺せんせー「ま、待ってくださいAさん!!
明日、私が場所を送るのでそこに来てくださいね!!」

貴女「意味が無い」

殺せんせー「っ!!死神!!」

貴女「!」

殺せんせー「私が、彼に教えた技術を全て教えます!!」


それで手をうちましょう

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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時

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