71話 ページ21
落ちる中自分の記憶が一瞬にして流れていく
これが走馬灯なのかな?
と呑気なことを考えていると、落ちているはずの圧力が消える
貴女(ん?)
「てっ…めぇは!!!!あの自 殺願望と同じか!!?」
貴女「あ、中原さん」
横抱きされ青筋を立てている中原さんの異能で崖上へと戻る
そこにはE組の皆も何故か居て、心配そうに私を見ていた
殺せんせー「Aさぁぁぁぁぁん!!!!早まらないでください!!」
赤羽「そうだよ、ここ付近で自 殺するとかやめてよね」
杉野「いや、そもそもしようとするのを止めろよ」
なんか……私、自 殺する前提で話進められてる…
貴女「いや…あれは猫助けた時に風に煽られて落ちただけです
まぁ、中原さんが助けてくれなければ死んでいましたが」
前原「ならもうちょっと慌てろよ!!!!」
生徒達から安堵する声が聞こえるが中原さんは
中原「…ならなんでてめぇは今にも死にそうな顔してやがる」
貴女「!」
中原さんは私の胸ぐらを掴むと自分の方に引き寄せ無理やり目を合わせてきた
貴女「死にそうな顔なんて……私はいつもこの顔です」
片岡(Aいつも死にそうな顔してない?)
中村(分かる)
中原「目的を失って手前は今、自暴自棄になってやがる」
貴女「そんなこと…」
否定しようとした私の言葉に被せて中原さんは口を開く
中原「生きる理由が無い?小さいことでもいいから見つければいい
それが無理なら俺が手前の生きる理由になってやる」
生徒「!!?」
貴女「……それは具体的に?」
中原「あぁ?……それはこれから考えんだよ!!」(自分の言っている事が凄い事に気づいた)
貴女「????」(気づいてない)
赤羽「面白いコンビだね」
不破「マフィアと女子高生………いい」
千葉「…」
速水「ドンマイ」
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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時