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63話 ページ13

モブ男 side


何が起きている……
さっきまでの賑やかだった会場は暗く、静まり返っていた


たった6人
少数で数分も経たず自分たちの倍以上ある人間の息の根を止めた


俺は今、後悔の念に苛まれている

子供たちの泣き叫ぶ声、理解し争いを止めようとするが聞いてもらえず殺される者

そんな子供たちを見て俺は快感を覚えていた、癖になっていた





たかが子供




その考えが甘かった
逃げ出したと聞いた時も「捕まえてなぶり殺す」のを楽むために追い回していたが

今目の前にいる6人はその逃げ出した子供だった奴ら
俺達が無理に追い回さなければ逃げ出しただけで終わったのかもしれないのに……


男「ま、待ってくれ!!
な、何か欲しいものがあるか!!?なんでもいい!!
絶対に用意する、だから命だけは!!!!!!」


目の前に立っていた大鎌を持った女の動きが止まる


これなら…!!!!


男「もちろん、君だけじゃない
後ろにいる男たちもなんでも言ってくれて構わな「ブハッwww」!!?」


後ろにいた銀髪の男が吹き出し、それが合図かのように全員笑い出す


「では、用意してもらいましょうか」

男「あ、あぁ……」

「私達が欲しているものは2つ

自由と君たちの死だ」



会場の電気は消えていて月明かりが大鎌を振り上げた彼女を照らす
それはまるで


男(死神のようだ)


最後に見えたのはキラリと輝き俺の方に振り下ろされた大鎌と赤い液体だった

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麻理(プロフ) - 何時も面白くて更新が待ち遠しいです。1つ間違いが御座いましたので忠告させて頂くます。ヒョードルではなくフョードルですよ。 (2019年10月1日 13時) (レス) id: 41040ea4ef (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - かなり遅くなりましたが、続編おめでとうございます!これからも頑張って下さい! (2019年9月16日 21時) (レス) id: 4a698e5aae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年9月16日 18時

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