生きてる人間は嫌いです 弐 暗殺教室×文スト

49話 ページ48

No side


Aは箱を見たあと普通に紙を破り箱の中身を確認する


神崎「普通の…チョコね……」

岡野「美味しそー!!」

貴女「食べていいよ」

岡野「ほんと!!?頂きまー「多分それには血が入ってる」!!?」


岡野は持ってチョコから手を離し地面に落とす


貴女「普通のチョコと違って赤みがある
相当な血を混ぜたんだろうね」


私の冷静な発言にみんなは言葉をなくす


赤羽「じゃあこれは？」

貴女「割ってみれば分かるよ」

赤羽「!!!!」

前原「爪…!!?」


Aは箱を持って立ち上がると外に出る


ボゥ…


容赦なく燃やし教室内に戻る


磯貝「ね、熱烈だな…相手……」

倉橋「Aちゃん…大丈夫なの？」

片岡「心当たりある人物とか!!」

貴女「ない
見られてる気配は結構前からしてたけど手を出してくる様子もなかったから無視してた

これからも遠くで見てるだけだろうし気にしなくていいよ」


いざとなれば異能で倒すし
余裕そうなAに生徒たちは顔を合わせるがそれ以上は何も言わずに席を離れた

その日の体育終わり、Aは靴箱に行くと顔を顰めた


潮田「Aさん？
…それ」


手に持っていたのは怪文書で「チョコ食べて」と書いてありもう片手には新しくチョコが置いてある


貴女「キモっ」


即座にゴミ箱に捨てAは中に入っていく


潮田「大丈夫なのかな？」

赤羽「大丈夫じゃないだろうね」


潮田の後ろからぬっと出てきた赤羽はAの後ろ姿をみる


赤羽「だって、外に出る時はこんなもの無かった
あの短時間で仕込めるんだ」

潮田「!!近くに犯人がいる」

赤羽「そ、Aさんも気づいてる
昼休み言いに行くんだろうね」

潮田「……後を追おう!!」

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