88話 ページ38
次の日になりユンの手伝いをゼノとしているとハクがこっちへ来た
貴女「どうしたの？ご飯まだだけど」
ハク「なんで飯だと思ったんだよ
姫さんのことだ」
貴女「？」
ハク「姫さんが剣術を教わろうとお前の所にも来るだろうから断れ」
貴女「え、えぇそれは言いけれど…弓は？」
ハク「人並みには使えるようになってるよ」
教えることが無くなり傍に入れなくなってイライラしているのか顔を逸らし遠くを睨む
貴女「あらあら
まぁ、ヨナ姫様の師匠様がそう言うなら従いますよ」
ハク「助かる
ってなんだその言い方は」
貴女「ちょ…ハク痛いっ…」
頭を片手で押さえつけられていると遠くでヨナ姫様が私を呼ぶ声が聞こえた
貴女「離して、ヨナ姫様に呼ばれた
あとハク、暇なら魚でも釣ってて
ゼノはここよろしくね」
ゼノ「はいよー
紫龍は相変わらず耳がいいなぁ、ん？兄ちゃんどうした？」
ハク「…なんでもねぇよ
んじゃ行ってくるわ」
貴女「ヨナ姫様呼びました？」
木々を伝ってヨナ姫の目の前に着地すると驚かれつつも両手を握られた
ヨナ「私にはAしかいないの!!」
貴女、ジェハ「え」
ヨナ「私に剣を教えて!!」
沈黙が数秒流れたあとジェハは後ろで大笑いし私は「あぁ…これか」と察した
貴女「申し訳ございませんヨナ姫様
私は剣を扱え「使えるの私知ってるわよ」…ごめんなさい!!」
ヨナ「あっ!!待って!!」
逃げ出そうとした私の服を捕まれ私は盛大に後ろからこけた
頭打った…痛い……
ヨナ「ご、ごめん!!
でも剣をどうしても習いたいの」
貴女「…姫様
……それで人を殺めることになっても？」
ヨナ「え？」
上半身を起こしヨナ姫と目を合わせる
貴女「誰かを守りたい、誰かを助けたいって気持ちだけだったら弓だけで十分です
剣は私個人の考えですが弓より殺傷能力が高い、生半可な気持ちなら扱えませんよ」
ヨナ「っ…でもっ」
貴女「姫様、ハクの気持ちも少しは考えるとどうするべきなのかが分かるかも知れませんね
分からなければジェハの元に行くといいでしょう」
ジェハ「え？」
ヨナ「よく分からないけど…
ジェハ!!」
ジェハ「ちょ、Aちゃん!!?」
ジェハの元へと走っていくヨナ姫様の後ろ姿を見ながら私はジェハに下を出し「べー」と声を出した
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あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます！ (2019年5月20日 0時) (
レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高３です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中１のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ（ヨナは４月７日、ハクは８月９日などw） (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2017年9月1日 21時
