6話 ページ6
あれからもう1年が経ってしまった
あの宣告をされてからあの人は帰ってくると絶対と言っていいほど私を毎晩抱いてきた
体は切り傷などには強いものの噛み跡や着物で隠せるものの首筋にある赤い痣(キスマーク)は髪を下ろしても気付けるほど付けられていた
無惨「A」
貴女「む、無惨さん……流石に今日はむっ……りぃ…」
力で勝てず言葉に勝てず、今日もあの人の思い通りに事が運ぶ
今日は噛み跡が3つ、痣を4つ程付けられた
無惨「A…私から絶対に離れるなよ」
行為が終わり無惨さんはテキパキと服を着ると私の額にキスを落として部屋から出る
タフだな…こっちは肩で息してんのに
貴女(体が、心が痛い…
こんな事ならいっそ…殺して…)
目から涙が零れ頬を伝い畳にシミをつくる
貴女「出来ないで…お願い……お願いだから…」
相手は孕ませる気満々だが、こっちとしては何としてでも回避したい
あの人が居なくなった後1人で処理(内容は秘密だぞ!!)をして床につく
貴女(明日、明日から少しずつ外に出て周りを確認しよう
絶対あの子達の所に……実践するのは一年後
あの人が油断した時に…!!)
それから9ヶ月もの月日が流れた
何故かこの頃体がだるく、無性に体が熱い
無惨「………まさか!!」
貴女「え？」
気持ち悪いのを必死で堪えていた時腕をひかれ外に連れ出された
解放してくれるのかと一瞬でも期待したが連れてこられたのは病院
無惨「すぐお願いします」
診察を受けて医者が放った言葉は私を絶望させるのに充分な事だった
医師「おめでとうございます
妊娠して2週間目ですね
こんなに気づくのが早いのは珍しいね」
貴女「っ!!」
頭の中で「どうして」と連呼する
隣で無惨さんは「良かったな、おめでとう」と肩を抱き寄せるが私の顔は絶望しているだろう
貴女(細心の注意は払ってた
なのに……なんで……)
涙が溢れ顔を隠す
無惨さんは「余程嬉しいのだろう」と私を抱きあげると病室から出る
無惨「思ったより早かったね
これで君は本当に私から離れられない」
そう言って彼は私の髪にキスを落とした
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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで！！ (2020年4月14日 3時) (
レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ！！ (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!（語彙力皆無）教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年3月20日 22時
