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38話 ページ38

貴女「つっ……かれた…」


なんせ赤子を連れているため野宿をせず宿に泊まり、寝ようとするも夜泣きをされ、満足に眠れない日が5日ほど
それもようやく終わりを告げる

目の前には蝶屋敷があり中に入ると杏寿郎さんと炭治郎が何か話している様子
赤子は私の髪の毛を触って遊んでいる(外に出てたので黒頭巾は取ってます)


炭治郎「あ、姉さんおかえ…誰との子!!?」

杏寿郎「よもや……」

貴女「驚いてるところ申し訳ないけど、私とこの子血縁関係ないから…
あ、アオイちゃん
しのぶさんにこの子を渡すように言われてきたんだけど」

アオイ「まだ赤子……分かりました、お引き取りします」


たまたま通りかかったアオイちゃんに赤子を渡そうとすると大泣きしだした


貴女「えぇ……」

アオイ「やっぱり、しのぶさんの言う通りでしたか…
少しお待ちください、赤子を寝かせる準備をしてきます」


そう言うとアオイちゃんはスタスタと姿を消し、炭治郎達もいつの間にか居なくなっていた

仕方ないので縁側に座らせてもらい赤子をじっと見る


貴女(鬼が居なかったらあの仲の良い夫婦と幸せに暮らしてただろうに……)


指を近ずけるとキュッと握られ自然と顔がほころぶ


貴女(あぁ、ヤバい
鬼が襲ってこない安心感といい感じの日の当たり具合で寝れる)


少しくらいいいよね?
そう思って目を閉じる








風を感じてふと目を開ける
本気で眠っていたようだ

赤子も眠っているようで腕の中で寝息を立てている


貴女「ふふ、可愛い」

「起きたか!!!!」


隣から声が聞こえ目を向ける


杏寿郎「おはよう!!」

貴女「あぇ?お、おはようございます……?
す、すみません!!」


どうやらいつから座っていたか分からないが杏寿郎さんに寄りかかって眠っていたようで
立ち上がって謝ろうとすると肩から杏寿郎さんの羽織が落ちる


杏寿郎「こんなところで眠っては風邪をひいてしまうぞ!!」

貴女「すみません!!ありがとうございました」


羽織まで貸していただいて!!
と焦っていれば「俺が好きでやったこと」と笑いながら羽織を受け取って着る


杏寿郎「さて、俺も任務に行く!!」

貴女「…行ってらっしゃいませ」

杏寿郎「!!
あぁ」


杏寿郎さんは私の頭を撫でると蝶屋敷から出ていく
それから数日間、私と杏寿郎さんは夫婦という訳の分からない噂が流れていたらしい


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

正直これが書きたかっただけ(煉獄さんオチと決まったわけではないです)

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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時

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