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49話 ページ49

恐怖で固まっていると店主がやって来て花魁の子に頭を下げていた


蕨姫「旦那さん顔を上げとくれ
私の方こそ御免なさいね、最近ちょっと釈に触ることが多くって
入ってきた子につらく当たりすぎたね

……アンタ達には少し話があるから後で私の部屋においで」


花魁はそう言うと廊下にいた禿に「片付けろ」と強い口調で言い部屋に消える


貴女「大丈夫?」


後ろに隠していた禿の子にそう言うと私に抱きついてきて大泣き


貴女「辛かったねぇ、もう大丈夫よ
ほら、傷口見せて?」


禿の子の手当をして(安心したのか眠った)善逸くんと目を合わせる


貴女「耳のいい善逸くんならもう、分かっていると思うけど彼女…鬼、なのかな?」

善逸「鬼…だと思います
それもかなり上の……」

貴女「…やっぱりそっか
じゃあ善逸くんはこの事を宇髄さんに報告してくれないかな?」

善逸「!!それじゃ、Aさんは!!!!」

貴女「大丈夫、あの鬼は私を喰べたりする事はないから」


窓を開けて「行って」と善逸くんを見る


善逸「………ご武運を」

貴女「…炭治郎に「ゴメンね」って言っておいてくれるかな?
次…またいつ会えるか分からないし」

善逸「??はい」


善逸くんが窓から飛び出して消えたのを確認して窓を閉める


貴女「さて…蕨姫花魁…だっけ?
の所に行かなきゃ……」


禿の子を私の布団に寝かせ頭元におにぎりとお菓子を少し置いて部屋から出る

覚悟を決めろ…腕の1本2本無くなるのは仕方ない……
善逸くんや炭治郎達を助けるために…!!


蕨姫花魁の部屋について名前を名乗る


蕨姫「律儀に来るなんて……アンタ相当の馬鹿じゃない?」


扉が開き蕨姫花魁はいつもの堅苦しい着物を脱いでおり帯のようなものが浮いている


貴女「っ………私を喰べてもいいです
ですが、善逸くんや他の隊士には手を出さないでください」


頭を下げると蕨姫花魁は高笑いをする


蕨姫「そうだねぇ、アンタはとても美味しそうだ
でも…アンタを喰べるわけにはいかないんだ、そして他の鬼殺隊を見逃すわけにもね」

貴女「っ!!!!」


気づいた時には遅く私の体は半分以上、帯に侵略されていた


蕨姫「アンタはあの方に渡す
それまで「そこ」で大人しくしてな」


あぁ、私は選択を間違えたのか…


貴女(ゴメンね炭治郎…お姉ちゃん、もう生きて会えないかもしれない)

50話 続編ですね(未だに何人読んでくれているかわからんけど)→←48話



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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時

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