63話 ページ13
シンの仲間を助けるため寂れた家に入る
貴女「動くな」
警備をしていた男2人の1人を音もなく殺しもう1人の首に短刀を突き立てた
男は抵抗しようとしたがもう1人の方で「ドサッ」と倒れる音が聞こえたせいか抵抗をやめてしまった
アッシュ「よくやった
さて、居場所を教えてもらおうか」
アッシュが男の背後に拳銃を突き立て先に歩かせる
扉を叩く音が聞こえて開いた瞬間にアッシュ達が中になだれ込む
そこに居た全員を撃ち落としたが1人息があったのかアッシュに撃つが
貴女「…」
その弾を落とし男に短刀を投げて頭に刺した
全員が中国人を助けたのを確認し出口へと向かう
貴女「…防犯カメラ」
去り際に見つけたひとつのカメラ
高機能だと今壊しても意味は無いだろう
貴女「ユーシス 」
カメラに向かってそう言うとアッシュに「早くしろ!!」と怒られまた走り出した
『ユーシス、ほんとにそれでいいの？』
隠れ家へと戻った時には夜遅く
約束通り私は英二と寝ることに
英二「ちょ…A、近いよ……」
貴女「狭い…落ちるから仕方ない」
そんな会話をしながらも数分後には静かになる
英二「…ねぇ、Aはさ」
貴女「？」
英二「俺を殺そうとした時、なんでやめたの？
やっぱりアッシュのため？」
貴女「…私は」
あの時はアッシュのためだと私も思っていた
アッシュが悲しむから、アッシュが怒り狂って私を殺してしまうかもしれないから
違う
貴女「…私も英二が好きだったんだ
ショーターと一緒、私を…色目で、力で選ばず
ただの友人として接してくれた英二、君が好きなんだ」
自分の気持ちにようやく気づけて
そのせいか涙が目からこぼれる
英二「…本当は、出会ってすぐはちょっと怖かったんだ
ただアッシュの言葉に従う人形みたいで
でも、Aに感情はあるし、たまに見せる年相応の表情行動を見てていつしか怖いってよりも大切な妹みたいな感情が生まれて
俺はAにもっと色んなことを教えて上げたい、知って欲しいそして、頼って欲しいって思ったんだ」
英二は背中を向けていたがこっちを見ててニッコリ笑う
英二「だから、声を抑えなくて泣いてもいいんだよ」
英二は割れ物でも扱うかのように優しく私を抱き寄せ頭を撫でてくれた
初めての感覚に驚きつつも涙は溢れ、止まることはなかった
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リナ(プロフ) - 完結おめでとうございます。PandoraHeartsの小説楽しみに待っています。 (2021年10月8日 1時) (
レス) @page31 id: 832f646029 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まい(プロフ) - 完結おめでとうございます(＾ω＾)どっちのバージョンも最高でした！素敵な作品ありがとうございます!本当にお疲れ様でした！ (2021年7月21日 18時) (レス) id: ec16fd7069 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 完結おめでとうございます＆お疲れさまでした！！生きてるverのほうが個人的に好きです…！生きてるって素晴らしいことだと改めてわかりました！素敵な作品ありがとうございました！！ (2019年2月6日 23時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
やぐら - 完結おめでとうございます！まさかの夢主が…でも、とっても感動する作品でした！ぜひ夢主が生きてるverも見たいです！ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 7994ab68b9 (このIDを非表示/違反報告)
りっちー(プロフ) - 生きてるverもみたいです！ (2019年2月6日 20時) (携帯から) (レス) id: ee27b93d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年1月6日 16時
