93話 ページ43
目を覚まさすと私は広いベットに1人寝かされていた
隣では微かに沢田君達の声がする
…窓が空いているのか
1人ベットから出ようと体を起こそうとするもののお腹に強い痛みが襲い立つこともままならない
貴女「っ……三日月」
三日月「っ……探したぞ主
……これはどういうことだ？」
少し乱れた息で現れた辺りずっと探してくれたのだろう
彼は私の姿を見ると顔を顰めた
貴女「とりあえず説明は後でいいかな？
ここに……居たくないんだよね……」
石切丸「主!!怪我をしたんだって!!?」
今剣「あるじさまー!!しんじゃいやですよ!!」
次々と現れる三条に驚きつつも「大丈夫」と笑って返せば全員の顔が引き攣る
三日月「…なぁ主よ
何故ソナタだそこまで傷付かなければならない？
お前は、十分すぎるほど傷つき、失ったではないか
これ以上まだ失う気か」
貴女「っ…そんな…つもりじゃ」
岩融「主、俺達はお前の傷つく姿は見たくなかったんだ
だがお前はアイツらと出会い、傷つく
それなら」
小狐丸「私たちの言葉はただ一つ」
今剣「あるじさまがきずつくことなくボクらといっしょにいれるとっておきです!!」
石切丸「君を「隠す」」
貴女「!!!!」
今までの私なら「大丈夫」だの「心配しないで」と笑って落ち着かせていたものの今回ほそんな言葉も出てこない
確かに彼らを信じようと1度は行ったもののどうして先に裏切られたのは私の方なのに彼らを信じなければいけないのか分からなくなってしまったのだ
裏切っておきながらいざとなれば「許し、信じてやれ」言葉にすれば簡単なのだが直ぐに許せるのは心の底から善意で出来ている人間か、余程のバカだろう
三日月「主、ソナタはまだ…あの人間達を信じるのか？
たった1回、されど１回
裏切られたという事は変わらん
アイツらは都合よくソナタを扱っておる、気づいているはずだ…何故知らないふりをする」
貴女「…でも」
まだしぶっていた
「終わらせたい」と思う黒い気持ちと「許してあげよう」と思う白い気持ち、それが入り混ざっていた
だけど
たまたま聞こえた「会話」に私の気持ちは直ぐに決まってしまったのだ
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雪豹(プロフ) - 完結、おめでとうございます！！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ まさかの終わりですね(；^∀^) そして、彼氏だった雲雀さん出ず……(._.) でも、裏切られたらそう簡単には信じられないのは分かりますね(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。) (2018年12月25日 5時) (
レス) id: 5c79542a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年7月19日 15時
