79話 ページ29
白蘭の攻撃を弾いた沢田だったがユニの方に攻撃が落ちてゆく
沢田「しまった!!ユニに落ちる」
「ノッテ」
白蘭の攻撃は黒い大きなカラスに食われ消滅する
全「!!?」
沢田「な!!?」
「この姿で会うのは初めてですね
10年前のボンゴレボス」
沢田の目の前には10年前の面影を少しだけ残したままそれ以上に美しく育った10年後のAの姿だった
沢田「な…んで……？」
貴女『今は説明している時間が惜しい…
ユニ、こちらへ』
ユニはしどろもどろにAに近づくとAはユニの目元に手を当てた
ユニ「!!……」
ガクッと倒れるユニをAは支えゆっくりと地面に寝かせるとユニが手に持っていたおしゃぶりを手に取る
バジル「な、にを!!」
貴女『私は彼女を見殺しにすることは出来ない
彼女が死んでしまえば次の大空のアルコバレーノが誕生しないからね
なら、変わりが居らずともやって行ける私が代理ということだよ』
全「!!?」
白蘭「でも君も生きてるよね？
ユニちゃんは自分のせいで君が死んだと考える子だよ」
貴女『それは心配せずとも大丈夫
私は白蘭、貴方に殺されていますから』
獄寺「どういう事だ!!」
貴女『この姿は私の魂の半分、本体ともう半分の魂は白蘭に消されていますよ
趣味の悪い水槽の中に入れられて貴方のコレクションにされていましたが』
ギロッとAは白蘭を睨むものの白蘭は気にしていないようでニコニコと笑う
白蘭「でも、君にはまだ死ねない理由がいくつもあるよ？
刀剣達、復讐者、そこにいる家族もね」
貴女『刀剣達は審神者見習いであった彼女に任せました、政府からの許可も貰っているでしょう
復讐者は10年前の私に、家族は……』
チラッと後ろに雲雀の学ランを掴み涙を貯めている2人を見る
貴女『…恭弥さんは私がこうすることを分かってくれます
2人には辛いけど…ごめんなさいね』
2人「〜!!おかあっ…さんっ」
2人は糸が切れたかの様にわんわん泣き出す
Aはそれを背に白蘭と向き合い
貴女『白蘭、貴方の思うようにはさせません
たとえこの身が消えようと』
Aの足元が塵のように消えていく
周りは止めようと必死だがAは辞めようとせず過去を思い出していた
貴女『γ、ユニを頼みます
あぁ…恭弥さんに謝らなきゃ……』
涙を流した瞬間Aは跡形もなく消え去り
地面におしゃぶり、リング、匣が2つ落ちた
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雪豹(プロフ) - 完結、おめでとうございます！！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ まさかの終わりですね(；^∀^) そして、彼氏だった雲雀さん出ず……(._.) でも、裏切られたらそう簡単には信じられないのは分かりますね(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。) (2018年12月25日 5時) (
レス) id: 5c79542a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年7月19日 15時
