【銀魂】シスコンな兄の尻拭い21【戦染狂兄篇・人気投票篇】 (ページ44)

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効率のいい好感度の上げ方を教えてやる　一ページ44

「皆して何してるのかと思ったら……」

　Aがジト目で周りを見て、全員冷や汗を浮かべる

1位「ち、違うんだA。これはれっきとした仁義なき戦いで」
「その戦いで全裸にされてる人と下半身露出してるゴリラがいるんですけど……あばっ」

　Aが全裸で吊るされている長谷川と、自らパンツを脱いでいる近藤を見る

　が、横にいた明星に手で目隠しさせられてしまった

「ちょ、ちょっと何してっ」
明星「あんなゲテモン、Aは見ちゃダメ」
「わ、私だっていい歳した大人だよ！それにゴリラの下半身は何かもう毎度のことで見飽きたよ！」

全員(見飽きちゃダメだってそれ)

　全員心の中でツッコみ、同時に近藤に対して何とも言えない怒りを覚えていた

戦「ってェー……ったくよー、てめーらどんだけ過保護なんだよ」

　壁に吹っ飛ばされた戦が服の埃を払い、体をさすって呆れて星人たちを見る

星羅夢「妹に睡眠薬飲ませるお前みたいな奴がいるから安心できないアル」
戦「いやー、誰だって兄妹に薬盛ることくらいあるじゃん？」
星羅夢「あってたまるか！！」

　星羅夢は額に青筋を浮かべてツッコんだ

戦「つーか、お前らも順位ついてるんだな」

　戦は星人たちの頭の上を見て言った

　彼らにもAからの好感度の順位のテロップがついていて、十人とも3位である

月星「まァ一応、Aに関連するキャラやからなー俺ら」
落星「3位なのが不満だがな」
「ゔ……ご、ごめん。別に私が意図的にその順位にしてるわけじゃないんだよ」

　落星が不服そうに見てきてAは申し訳なさそうに顔を引きつらせた

「と、というか夜星そろそろ下ろして。もう歩けるから」

　さっきからずっとお姫様抱っこされたままでAは顔を赤くして言った

夜星「まだ兄貴に飲まされた睡眠薬抜け切ってないだろ」
「そうだけど恥ずかしいんだってこの状況！」
夜星「別に構わんだろう。気の知れた仲なんだから」

　夜星はそう言って平然と、彼女の口にキスをしてきた

「ッ！！」
『なっ！？』

　夜星の行動にAだけでなく銀時たちや他の星人たちも驚く

1位「てめー何してんだオイ！」
夜星「原作キャラが好感度低位になってAの横が空いているんだ。150位のお前達には関係のない話だろう」

　夜星がニヤッと嘲笑してきて全員が額に青筋を浮かべる

2位「ハナからそれが目的で出てきやがったってわけかィ」

　沖田は煽られても怒りは顔に出さなかったが、殺気が溢れ出ていた