【設定集】聖アルカ･マキナ魔法魔術学園【紫蘇】

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【備考】
由緒ある貴族であるラウィーニア公爵家の長女、いわゆる公爵令嬢。現在の家族構成は父親、義母、義弟である。レベッカが6歳の時に起こった事故により、実母は帰らぬ人となった。それ以来ラウィーニア家の財力を狙って様々な女性が父親であるラウィーニア公爵に言い寄ってきた様子を見てきており、その内女性たちの事を卑しい人間だと、幼いながらに認識するようになる。どうしてもラウィーニア家の財産が欲しい女性たちの中には、薬を盛ってみたり既成事実を作ろうとしたりなど、常軌を逸脱した行動に出ようとした人間もいた。前妻の娘であるレベッカが邪魔だと彼女を蔑ろにしたり、逆に彼女を味方につけて後妻の座にのし上がろうとした女性もいた。結局のところ、父親はそれなりに古くから続く貴族の令嬢と再婚し、今まで彼に危害を加えた女性たちを裁判にかけて賠償金を払わせた。その貴族の令嬢というのが、現在のラウィーニア公爵夫人である。弟は義母の連れ子。前の夫とは離婚したらしいが、レベッカはそこの部分をあまりよく知らない様子。
家族仲は冷めきっている……という程ではないが、父も義母も多忙なため、帰省した際にもあまり会食する機会がない。それが日常であったため、今更どうしようとも思わないらしい。家族としての情がないわけではないようだが、いかんせん甘えることを良しとする性分ではないためそれが分かり辛い。弟は同じ学院に所属しているようだ。
ちなみにミドルネームのキャンベルは実母の旧姓。

長期休暇で実家に戻った際には、コネクションを作るため積極的にパーティーやお茶会に参加している。しかしその際にも率直な物言いは健在なので、おそらく令嬢としては敵が多い方。特に同年代の女性にはあまり良く思われていなく、友人も少ない。礼儀作法も容姿も並み以上であるため、割と男性には好感触らしい。そういった場ではよく男性と話している現場が見受けられ、それもまた女性たちに嫌われる要因になっている。

好きなものはサラダとスコーン、そしてストレートティー。さっぱりした味わいを好み、甘ったるいものや脂っこいものは苦手。そもそも濃い味付けのものは口が受け付けないらしく、無言でフォークを置くなどしてしまう。同年代と比べると胃腸が弱く、食べすぎで気分が悪くなることもあるらしい。小食で食べる物や量には気を使っている。

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