【設定集】聖アルカ･マキナ魔法魔術学園【紫蘇】

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【セリフ】
一人称…わたくし
二人称…あなた

「ごきげんよう。わたくしはフィロメラ、フィロメラ・ガスリーと申します。ジェネラスカレッジの2年生です。以後、お見知りおきを」

「勉強を教えてほしいのですか？ええ、構いませんよ。本日は先約がありますので……そうですね、明日。明日の昼休みはどうでしょう？それでは、昼食後に図書室で待ち合わせをいたしましょう」

「わたくしが女だからといって、情けは無用です。全力でかかってきてください。さあ、さあ！」

「ああ、こんばんは。……落ち込んでいるように見えますか。ええ、その通りです。……部活動で、先輩方に『剣術の基礎どころか体もロクにできてないような女の子に本気なんて出せるか』と言われてしまい……。……基礎的な鍛錬と、食事の量を増やした方がいいんでしょうね……」

「これでいいはずです。この軟膏も差し上げます。使いかけで申し訳ありませんが、もしよければ使ってください。……あなたにも、神の御加護がありますように」

「寛容な我らが神はきっと、全ての罪をお赦しになります。人は道を踏み外してしまう生き物ですから。きっと、あなたの罪も、いつか赦されるときがくるのでしょう」

「ええ、ええ、アンサンセの生徒が異教徒であることは分かっているのです。しかし、我が神はそれすらきっと赦すでしょう。……でもわたくしは、彼らより、異教徒の迫害という大義名分を得てみだりに暴力を振るい、罪を重ねる生徒の方が、恐ろしく思えてしまうのです」

「こんにちは、お姉様。遅くなってごめんなさい。今日は友人からマドレーヌをいただいたので、一緒に食べれればと、思ったんですが。いかがですか……？」

「不思議、お姉様とは血の繋がりがないはずなのに。お姉様の傍にいると、まるでお母様の傍にいるときのように心地いいのです」

「…………ずるい……お姉様は、わたくしのお姉様なのに……」

「その名で呼んでいいのはお姉様だけです。お姉様から賜った、お姉様に呼ばれるための名前です。あなたが軽率に呼んではいい名前ではありません。そこのところ、お忘れなきよう」

「……早く大きくなりたいな。お姉様より、大きく…………」

「お姉様、フィロメラは、いえ、タリアはここにいます。いつでも、あなたのお傍に」

「守ってみせます、今度こそ。二度とあのようなことは起こさせない」

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