【設定集2】聖F学

【備考】ポーティア ページ14

備考：
とある国の官僚の娘だった少女。父親は国民のため、善良で正しい官僚であり続けた。
しかし、自身の利益しか考えない官僚たちにとっては邪魔であった様で、ある日住んでいた屋敷が雇われた野盗に襲撃される。
自分自身は姉の手引きでクローゼットへと押し込まれ、運良く見つからず殺される事はなかった。
だが、何も出来ないまま暗闇の中で姉の悲鳴をずっと聞いており、今でも時折思い出すらしい。
その後、屋敷には火を付けられてそのまま死ぬかと思ったが、一人だけ無事だった使用人に連れ出され脱出に成功。野盗たちが彼女を追ってくる事は無かった。
逃亡の途中で使用人すら亡くし、失意のどん底のまま一人彷徨っていると目の前に扉が現れそのまま学園に。
学園に入学した当時は自暴自棄が酷く、酷くやつれた様子だったという。


現在はそういった様子は無くなり、凛々しい女性へと変化している。
少々高圧的で乱暴な言動が目立つものの、誰かと関わる事が嫌いではない、寧ろ好きの部類に入る。
年上でも尊敬している人以外には敬語を使わず、対応もやや上からなのでそれでトラブルに発展する事も。しかし本人は全く反省していない。
単なる腕っぷしだけで強い、弱いを判断する傾向がある。実力至上主義。
しかし、弱いものは見下す訳では無く、かなり献身的に世話をする。その根底には自身が守っていないと死んでしまう、と言う少々驕った考えがある。厄介事に首を突っ込むことも多々。
敵から逃げ隠れするのが嫌いで、勝算が無くとも真っ向勝負で立ち向かう。

教師の間では成績優秀で品行方正な生徒として通っている。
基本的に規則違反はせず勉学に熱心に励んでおり、部活動にも打ち込んでいる。
そのおかげかペーパーも実技もそこそこ優秀な部類。
陸上部所属なのは、走っている間は余計な事を考えなくていいと言う理由。
使用人に教えて貰っていたため、体術もそこそこ出来る模様。

とある理由があり、悪戯集団スペイサーに所属している。
メンバーに対しては辛辣な対応が多いものの、何だかんだで活動を楽しんでいる模様。
彼らも自身の中では守る対象になっており、物理的障害は積極的に取り除いていく所存。

神様の事は信じているし、信仰してもいる。
だがそこに救ってほしいと言う意図は無く、どちらかと言うと存在するだけでいいという感情が大きい。
全てを失ってからずっとそれに支えられてきた彼女にとって、神様は希望の象徴である。

【関係】ポーティア→←【ヴェルテカレッジ4年生】ポーティア=ヘイルチュトラリー

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