【ヒロアカ】虐待受けてたJCが二次元に飛ばされてました (ページ13)

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13 平和の象徴、10メートル飛ぶページ13

オールマイトに吹っ飛ばされたという出来事。当然、無事で元気でピンピンしていても保健室には行かざるを得ない。むしろ行かないほうがおかしい。

というわけで、無事で元気でピンピンなのにもかかわらず、いたしかたなく保健室に行ってた私は、数分も経つと保健室から出た。まずはオールマイトに文句を言わなければならない。

寄り目をし、オールマイトの周りの状態を確認する。寄り目によって両の目頭が疲れたのでそこを一瞬おさえ、個性を発動させて廊下から一気にオールマイトの近くへ移動する。

前に見えるのは、校門と校舎の間にある、三本並んだアーケード。そして、何やら言い合っている緑谷と爆豪。ちなみに今私は見つからないよう、物陰に隠れている。大事な名シーンを汚しちゃいけない。ていうかここは私の推しカプ誕生回の一部でもあるのだよ。

「俺はここで、一番になってやる！！！」

やだここ1番のセリフ。今なら私どんな敵とも戦えるよ……。しかも勝出&出勝回だもんね今日。
また一人でくだらないことを考えていたら、いつのまにか爆豪はいなくなっており、オールマイトと緑谷が一緒にいた。

緑谷とオールマイトが離れたのを見計らい、私はオールマイトの前に出た。
オールマイトは私にやっと気付くと、先ほどの話を聞いていたのかとあたふたし始め、怒りがピークな私は、

「そんな事どうでもいいんじゃぁあああ！！」

と、怒りを顕に叫びながら、オールマイトの頬に拳を一つ入れ、10メートル先まで吹っ飛ばした。

「何なのさっきの授業！！私の事情知ってますよね！？何『お互い頑張ろう』って！舐めてんスか！？舐めプですか！？しかもよりにもよって私が一番嫌な事させやがってェええ！！」
「お、落ち着いて八万形少女！！」

吹っ飛ばされたと事により尻もちついたオールマイトは座ったまま『待て』の手をするが、それがますますイラつく要因となったので、ある程度離れたところから平和の象徴の額にデコピンスマッシュをお見舞いした。

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かっちゃんの氷の奴にも負けるんじゃねぇかの言葉は生涯胸に刻んで大切にしていきたい。