【鬼滅の刃】氷使いの初恋物語

柱合会議 ページ11

炭治郎said

in産屋敷邸

俺は今、鬼殺隊の本部にいる。
禰豆子を連れていることに対して、柱と呼ばれる人たちが俺に裁判をするようだ。

俺以外にも、以前から俺たちを庇っていたせいで、冨岡さんと隣の女の子も裁判をかけられるようだ。

みんなが口を揃えて俺を殺そうとする。まずい……

炭｢妹は、俺といっしょに戦えます！鬼殺隊として、人を守るために戦えるんです!!｣

小｢そんなことより冨岡はどうするのかね。拘束もしていないさまに、俺は頭痛がしてくるんだが。雪村もだ。まったく、師弟そろって鬼を庇うとは、あいつらも脳ぐらいはあると思っていたんだが。俺の勘違いだったようだな。｣

ネチネチと俺の言葉を無視して、蛇を連れている男が冨岡さんたちに暴言を吐いている。

蜜｢あのぉ……でも疑問があるんですけど……｣

そこで口をはさんだのは桜色の髪をした美少女。

蜜｢お館様がこのことを把握してないとは思えないです。勝手に処分しちゃっていいんでしょうか？いらっしゃるまでとりあえず待ったほうが……｣

お館様、という言葉が出ると、柱たちは深刻な顔をして、なるほど、と顔を見合わせる。

実｢オイオイ、なんだかおもしろいことになってるなァ｣

傷だらけの男が、禰豆子の箱をかかげながら、歩いてきた。

実｢鬼が鬼殺隊として戦えるゥ？そんなことはなァ｣

周りの人が止めるのも気にかけず、自分の日輪刀を、

実｢ありえねェんだよバカがァ！｣

と言って箱に突き刺した。

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