32.夜の密会 ページ31
蓮くんの隣に横になってはみたものの窓にあたる風の音でさえも怖い
「もー最悪」
蓮くんと翔太くん、照くんのほっぺを触っているとドアを叩く音が聞こえた
「ひっ」
fk「怖がらせちゃった？俺だよ深澤辰哉」
「せんぱいぃ」
大丈夫とは言い聞かせていたものの先輩を前に涙が止まらなくなった
fk「ほら、泣き止んで。
怖いかなって思ってさ
向こうの部屋は大丈夫だし
こっちの部屋に来ても平気？それとも飲み物とか飲む？」
「のみだぃでずっ」
泣き止まない私の背中をさすりながら先輩と2人でリビングに降りた
親がたまたま起きてだけど泣いてる私をみてあったかいお茶を残して先輩と2人っきりにしてくれた
fk「これからどっか行くときは当分一人きりにならないように一緒に行動しようね」
優しい言葉をかけて先輩の洋服の袖で涙を拭ってくれた
fk「俺はさ子供たちの親代わりだけどAちゃんの先輩なんだからさ…もっと頼ってよ、ね？」
その一言で止まりかけてた私の涙腺はまた崩壊した
先輩の温かい手で背中をさすられていると次第に眠くなってきた
「せんぱい、ほんとーにありがとうございまs…」
ーーーーー
side.fk
俺に感謝を伝えながら寝落ちしてしまった彼女の頭を撫でながら一緒になって机に突っ伏してみる
彼女の頬には泣いた後が残っていて、自分があの時側にいてあげられなかった事が悔しくって濡れた頬にキスを落とした
「君は気づいてないかもだけど、俺も好きなんだよ…勇気が出るまで少しだけ待っててね」
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しぃ。(プロフ) - そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張ります (2021年10月15日 21時) (
レス) id: 0ad5dc7000 (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - こう言う話し、めっちゃ好きだし、賑やかな深澤家には、５人の親戚の子が居て、主人公の兄弟には、康二とラウールが兄弟が居るって言うのが最高です。続きお願いします。 (2021年10月15日 3時) (レス) @page8 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃ。 | 作成日時：2021年10月12日 22時
