13.末っ子に甘い世 ページ13
「蓮くん、お兄ちゃんたちみんな一個にしてるよ、蓮くんはどっちの方が食べたいの?」
mg「…どっちも。」
「どっちか一個。」
mg「どっちもなの。」
首をふるふると振って、両方のお菓子を抱きしめる。
絶対に離しませんと言わんばかりの可愛らしいお顔に私は説得を諦めた。
「じゃあ、どっちか私の分のおやつにして一緒に食べよ」
mg「いっしょに?」
「うん、だめかな?」
2つのお菓子を交互にじっと見つめた後に、おっとっとの方を私に渡してくれた。
「ありがとう。」
mg「れんね、どうぶつくっきーしゅきなの。」
「そうなんだ!」
mg「でもおっとっともしゅき。」
「美味しいもんね!」
mg「Aちゃん、あいがとお!!」
そう言ってニコッと笑った蓮くんが可愛すぎて、完全に打ちのめされた。
翔太くんと照くんが末っ子だけずるいと、ぶーぶー言って、亮平くんが「僕もダメ?」と言ってあざとく首を傾げたけど、お兄ちゃんでしょ〜と静かにさせた。
dt「翔太、何お菓子2個入れようとしてるの」
nb「りょ、涼太…涼太の分だし?これ」
涼太くんは、呆れながら翔太くんの手にあったお菓子をカゴに入れた。
dt「2人で分けて食べようね」
紳士か!
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しぃ。(プロフ) - そう言っていただけると嬉しいです!更新頑張ります (2021年10月15日 21時) (レス) id: 0ad5dc7000 (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - こう言う話し、めっちゃ好きだし、賑やかな深澤家には、5人の親戚の子が居て、主人公の兄弟には、康二とラウールが兄弟が居るって言うのが最高です。続きお願いします。 (2021年10月15日 3時) (レス) @page8 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しぃ。 | 作成日時:2021年10月12日 22時