8話 ページ9
Aside
今は休み時間。
男子は友達と遊んだり、女子は楽しそうに話している。
私はこの時間はあまり好きじゃなかった。
別に友達が居ない訳じゃない。
むしろ多い方だと思う。
だけれどあまり話すのは好きじゃない。
私は昔から特別耳がよかった。
だから人の話が聞きたくなくても耳に入ってきた。
表面上では仲良くしていても裏では悪口ばかり、そんな人達が今まで何人もいた。
それが分かってくると、どんどん人と話すのが嫌になってきた。
どんどんと人が信じられなくなってきたのだ。
私だって裏では何を言われてるか分からない、そう思うととても怖くなった。
そう思ってしまうと、周りの友達も信じられなくなってしまいそうだ。
クラスメイトだって、友達だって、あの人だって……本当はどう思っているか分からなかった。
本当はクラスメイトだって、友達だって、信じたい。
だけれど聞こえてくる本当の声を聞く度に、クラスメイトを信じるのは先になりそうだと思った。
つくづく人間関係はめんどくさい。
だけれど、あの人は信じられると思う。
あの人の笑顔には偽りがあるようには見えなかった。
私はその笑顔を信じたいと思った。
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スガ - いぇい！さん» 返信遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね？遅くなるかもしれませんが、承知致しました！ (2020年8月9日 9時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - はじめまして！まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです！あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです！本当にできたらでいいので…！これからも更新頑張ってください！ (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スガ | 作成日時：2020年4月12日 3時
