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―――主 side
ジャ「ナツメ、次は移動教室だぞ」
主「行くぞモブ太郎!」
「おっしゃ!準備万端だぜ!」
ジャ「俺を無視するんじゃない!!」
今は午前最後の授業、錬金術があるので実験着に着替えて移動中だ
俺は基本、ジャミルやアズールと一緒に居る事は少なく何が話し掛けられても今みたいに聞いてないフリをする事が多い
その度に2人がめちゃくちゃツッコミを入れてくるんだけどさ?
ク「それでは始めるぞ仔犬ども。本日作ってもらうのは『変身薬』だ」
主「変身薬かぁ」
ク「調合に必要なものは全て揃えてあるから感謝しろよ。それでは2人1組になって始めろ」
主「モブの助、君に決めた!」
「よしきた!」
ジャ「お前は俺とだナツメ」
主「最初は何入れんの?」
「えっとまずは……」
ジャ「俺の話を聞け!!」
ーーーゴンッ!!
主「いっでぇぇええ!!思いっきり殴られたぁぁああ!!」
「落ち着けクシャーナ!次に来る攻撃を予想して何とか振り切るんだ!」
ジャ「お前も殴られたいのか!?」
ア「相変わらずですね……ほら、モブの助さんは僕とやりましょう」
「え、マジで?ちょ、どうしようクシャーナ」
主「くそっ!何でこうも目立っちまうんだ俺らは!」
「学園で知らねぇ奴は居ないよな」
主「薔薇の国では崇め奉られてたからな」
「そうなのか!?」
ジャ「ここは学園だろうが!嘘に決まってるだろ!信じるな!」
「くッ、しょうがない!クシャーナ!薔薇の国で1番美味しいハンバーグを教えてくれ!」
主「エッグバーグかな!」
ジャ「学園で事足りるじゃねぇか!!」
こんな風に騒いでたらクルーウェル先生に怒られたので、仕方なく俺はジャミルと組む事になった
ジャミルは相変わらず出来ないよう『調整』してるから俺がある意味引っ張っていくしかない
俺が出来れば必然的にペアになったジャミルも出来るという事になる。だからこそ、ジャミルとペアを組む時は油断が1番出来なかったりするのだ
あ、モブの助と組んだアズールが失敗した
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月18日 19時