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―――主 side
カ「おわぁぁああ!!いきなり何すんだよ!」
主「黙れ!お茶を殺すとは何たる事か!この茶葉ブレンド始めて数週間の俺が成敗してくれるわ!」
カ「たったの数週間なのか!?数週間なのにそんな自慢気なのか!?」
ジェ「こんなに入れてしまうんですか」
カ「お茶は甘けりゃ甘いほどいいんだ。"贅沢なおもてなしといえば甘いお茶"……ってな!砂糖が貴重だった時代に出来た風習らしい」
田「コイツはダメだ仕留めよう!」
主「そうだな!誰かチェーンソー持って来い!」
ジェ「確実に仕留める気満々ですね貴方達」
仕方ねぇじゃん!俺達は甘いお茶があんま好きじゃないんだからさぁ!
この後、カリムにお茶を勧められたけど断固拒否して飲まなかった
でも、甘くないお茶を改めて作ってもらいそれを飲ませてもらったら結構美味かったので作り方を聞いてメモしました
これは今度実家に帰った時、婆ちゃんに飲ませてみようと思う
カ「でもやっぱり、それじゃ甘さが足りないよな。オレ、追加の砂糖がないか探してくる!」
田「あ、どっか行ったぞアジーム」
主「やべぇ、見えなくなんの速くね?」
ジェ「追加!?追加はもう結構……って、行ってしまいましたか」
主「甘そうだなリーチ一号」
ジェ「ええ。こんなもの、アズールやフロイドに飲ませたら何て言われるか分かったものじゃありません」
田「それならさ、コイツに聞けば?」
ジェ「ナツメさんに?」
田「コイツの淹れるお茶かなり美味いぞ」
主「おいてめぇ死ねやゴルァ」
田「辛辣だな!?」
ジェ「お願いします、教えて下さい」
主「……」
ジェ「『モストロ・ラウンジ』の無料食事券で如何ですか?」
田「よし乗った!」
主「お前が答えるんかい!!」
結局ジェイドにお茶の淹れ方を教える羽目になってしまったじゃないか、田中許すまじ←
でも、新しい淹れ方が勉強出来てジェイドは満足したらしく、これならアズール達に飲ませても何も問題はないと褒められた
俺、田中、佐藤の分の無料食事券をジェイドから貰えた為に別れた後その事を佐藤に伝えれば、佐藤もめちゃくちゃ喜んでいたのでそんなに『モストロ・ラウンジ』はいい所なのかと疑問に思ってしまったのは秘密だ
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月18日 19時