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―――主 side
ーーー『中庭』
主「はぁ……昨日の片付けは疲れたわ」
田「まぁ、後は向こうがやるみたいだから良いじゃねぇか」
主「まぁな」
ジェ「おや、ナツメさんに田中さん」
カ「お前らも暇なのか?」
主「購買部行こうぜ田中!」
田「そうだなナツメ!」
ジェ「堂々と逃げるのはやめて下さい!」
カ「あっはっは!相変わらず面白いな!」
主「チッ!!捕まったか」
ジェ「思ってても少しは隠そうとして下さいナツメさん」
田「お前ら裏庭で何やってんだ?何かすげぇ種類の茶葉があんだけど」
ジェ「今、紅茶の淹れ方を研究していたんです」
カ「随分本格的だよなぁ。ここに並んでる茶葉、かなりいいものだろう?」
主「マジで!?」
ジェ「おや、分かりますか?」
カ「香りがそこらへんのものとは全然違う。オレの国でも茶はよく飲むから、すぐに分かったぜ」
主「やべぇよ田中、アジームが遂に茶葉を見分けられるようになったぞ!」
田「それは一大事だ!火災の用意しろ!」
カ「何処を燃やす気だ!?」
田「お前のターバンに決まってんだろ!」
カ「嫌がらせか!?」
主「はっはっは!嫌がらせな訳ないじゃないか!」
田「そうそう!そんなアジームを追い掛け回して魔法をぶっぱなすのはまだしも」
カ「"まだしも"のレベルが高いぞ!?」
カリムってジャミルが居なくても素晴らしいツッコミが出来たんだな。覚えておかないと
ジェイドがお茶の淹れ方を研究する為、カリムに熱砂の国の淹れ方を教えてもらってる最中に俺達がたまたま通り過ぎるのが見え声を掛けたらしい
いや、別に話し掛けてくれなくても良かったんだけどな!?
カ「まずは茶葉をケトルに入れて煮出す。多すぎるか?ってぐらい入れるのがコツだ」
ジェ「ふむ。味がしっかり出そうです」
主「絶対濃いだろこれ」
田「美味くなるのか?」
カ「次、ポットにハーブを用意する。今日の茶葉なら……うん!2種類のハーブを、ポットの7分目まで入れよう」
主「て、手馴れてやがるぞコイツ!」
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作者名:抹茶ラテ | 作成日時:2020年7月18日 19時