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―――主 side
主「来んじゃねーよ！あっち行ってあっち！」
ラ「逃げるのが悪いんスよ！」
カ「お前凄い速いな！ジャミルが追い付けないなんて初めてだぜ？」
ジャ「意地でも捕まえる」
主「おわぁぁ！？魔法を使うんじゃねーよ！俺を殺す気かバイパー！」
ジャ「お前が止まれば何も問題はない」
主「死ねってか？おうコラ、それは死ねって事か？」
ラ「今日こそは捕まえるッスよ！」
主「いい加減諦めてくんねぇかな！？」
「頑張れクシャーナ！負けんじゃねーぞ！」
「ブッチ！もう少しだぞ捕まえろ！」
「カリムお前、かなり体力ある方だったんだな！」
「ジャミルいけいけー！魔法当てろ！」
主「助けろよてめぇら！」
「「無理！！」」
主「覚えとけやぁぁああ！！」
しかし、３対１では俺に勝てる見込みがある訳もなく……もう少しで寮へ到着するって所で、防衛魔法が切れラギーのユニーク魔法『
田中も佐藤もあれから姿見えないし、多分寮へ戻ってんだろうなぁクソめ！！
ラ「シシシッ、やーっと捕まえたッスよ？」
カ「お前すげぇな！３人も相手してんのにここまで逃げ切れるなんて！」
ジャ「同じクラスだが、まさかここまでやるとは思ってなかったぞ。お前あまり目立ってないから分からなかった」
主「あ"〜、俺をどうする気だよ」
カ「スカラビアで宴をするんだ！ラギーも来るんだぜ？だからお前も来i……「行かない(真顔)」…断るの早いな！？」
ジャ「何故だ？宴は嫌いか？」
主「普通。それでも行かない」
ラ「何でッスか？沢山の料理が並ぶんスよ？腹いっぱい食えるチャンスッス！」
主「行かない」
ジャ「料理を作るのは俺だ。安心しろ、毒なんか入れない。なんなら、お前がリクエストすればその料理も作ってやる」
主「……ホント？」
ジャ「ああ、勿論だ」
カ「ジャミルの料理は美味いんだぜ！ウチの料理長も舌を巻くレベルなんだ！」
ジャ「やめろカリム、そんな事はない」
ラ「でも、確かに前一緒に料理作った時めっちゃ包丁さばきが凄かったのを覚えてるッスね」
カ「だろ！？やっぱりジャミルは凄いな！」
ジャ「……もうやめろ。お前はいつもそうやって」
カ「どうかしたのか？何で顔を隠すんだ？」
ジャ「うるさい、こっちを見るな」
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作者名：抹茶ラテ | 作成日時：2020年7月12日 22時
