第7話 ページ9
「よくぞおいでくださいました。
フェアリーテイルの皆様。わたくしが依頼主の
プライディア、ですわ。」
恭しく頭を下げ、プライディアは優雅に挨拶をした。
「皆様に依頼したいのは他でもありません。
“水涙の洞窟”の最奥、神の間にあると伝えられている幻の宝石・・・
≪水神の涙≫の採取。その為にわたくしを、この洞窟の最奥まで連れて行って欲しいのです。」
「なーんだ。要人警護かよ。つまんねぇな・・・」
グレイの言葉に、プライディアは首を横に振る。
「要人だなんて、そんな・・・
わたくしはただの・・・そう、人間。
どこにでもいる、ごくありふれた人間ですわ。」
「そういう割には、ずいぶん育ちがいいように思えるが？」
「その辺は・・・まぁ、察してください。」
プライディアは困ったように笑った。
「それでプライディアさん！」
「・・・何でしょう？」
「その宝石が採れたら報酬のほうは・・・？」
「もちろん5000万ジュエル、受け渡させていただきます。
≪水神の涙≫のほうも、しっかりと。」
「(皆で分けても1000万ジュエル・・・！)よーっし皆ぁ！
洞窟の最奥へ・・・レッツ、ゴー！！」
お金の話になると途端に元気になるルーシィ。
ひとりで洞窟へと向かっていった。
「あ・・・ちょっと待ってください！！
この洞窟にはいくつかの難点が・・・って、聞いてませんね・・・」
・・・まぁ、それはそれで面白いですわ。
少女が昏く笑ったのを、妖精女王・エルザは見逃さなかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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シロナ(プロフ) - ユノさん» ありがとうございます！コメントを頂くとすごく励みになります・・・更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2014年12月14日 14時) (
レス) id: 16408a5fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - 私も７つの大罪シリーズ好きです!!この小説面白いですよ！更新頑張ってください!! (2014年12月14日 14時) (レス) id: 90244c805f (このIDを非表示/違反報告)
シロナ(プロフ) - 紫さん» ありがとう！頑張って書くね！！なんかリクエストあったら教えて！ (2014年12月1日 21時) (レス) id: 16408a5fe0 (このIDを非表示/違反報告)
紫 - すっっっごくおもしろかった！！続きが楽しみ！また学校でもいろいろ話そう！ (2014年11月29日 3時) (レス) id: d55e707bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロナ | 作成日時：2014年11月9日 23時
