発狂ライブ ページ39
『みんな〜!!今日は恋愛占いフェスタに来てくれてありがとう!そして俺たちのライブを観に来てくれてありがとう!』
スバルくんの明るい挨拶で、Trickstarのライブが始まった。
と同時にリズミカルな彼らの曲のイントロが流れ出す。
『〜〜♪』
ゆうくんが歌ってる、尊い。
「ハァアアァ!!ゆ!う!く!ん!」
「子猫ちゃんが壊れタ」
「ごめん夏目くんちょっと私発狂しそう」
自分が作製した衣装で彼らが歌い踊る光景を見て、無感情ではいられない。
しかもナイス自分。腹筋が見えてとんでもなく…うん、アレだよ。
鼻血でるやつだよ。
『僕たちのライブで、みんなが元気になりますように!』
ゆうくんの一言で、更に歓声が湧き上がる。
元気になりますとも。むしろ中毒になるよ。
いやもう控え席の隣から若干引き気味の視線を感じるけどこの際気にしない。
「ゆうくん!格好良いよォ!あぁ良いねぇ……♡その角度すっごく綺麗だよぉ!!」
「子猫ちゃん!?どこかの誰かサンみたいになってるヨ!?」
「ゆーーうくーーーーーんんんっ!!」
私が焦る夏目くんを他所に大声で最愛の推しであるゆうくんの名を呼ぶと、彼はちらりとこちらを見た。
そして、さり気なく手を振ってくれた。
「ガハッ…うぅ……あぁもう好き……」
少し恥ずかしそうに控えめに笑う所が可愛い。破壊力が物凄い。
カメラで撮影して泉さんに提供してあげたい。
泉さんなら1枚2億で購入しようとするだろう。
「フフ、面白いナァ。遊木クン頑張っテ〜♪本来ボクの持ち時間だったこの時を、存分に上手く活用してほしいナ」
夏目くんはぱちぱちと手拍子や拍手をしてなんとなく楽しんでいるように見えた。
そういえばこのライブが終われば夏目くんの恋愛占いのコーナーだ。
さっきは随分と挑戦的(?)な事を言われたが、ゆうくんとの愛は永遠♡と私は思い込んでいるので、きっと何の問題も無いはず……。
「うーん……?」
呻いている間に、一曲が終わってしまった。
よし、まずは綺麗でキラキラ輝くゆうくんたちのライブを純粋に楽しもう。
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白華 藍(プロフ) - あまつさん» あぁ!知ってますよ!! (2018年7月8日 0時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ちなみに!ヒロアかって知ってますか? (2018年7月1日 2時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
白華 藍(プロフ) - あまつさん» こちらにもコメントありがとうございます!励みになります(^^)ゆうくん愛どんどんぶちかまして行きますのでよろしくおねがいします← (2018年5月9日 16時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ゆうくんメッチャ好きです!これからも頑張ってください! (2018年5月9日 15時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白華 藍 | 作成日時:2018年4月29日 18時