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思いついて-2- ページ26

えーっと……?


「泉さん、ここって更衣室ですよね女性用の」

「そうだけど?」

「すんごい数のコスプレ衣装ですね女性用の」

「今からあんたが着るんだけど?」

「は?」
「は?」



ついに狂ったかこの変態先輩!!
何を思ったのか私を女子更衣室に連れ込んでコスプレ衣装着させるとか信じられないんですけど。
ゆうくんヘルプ。
私がなんとも言えない表情で俯いていると、泉さんがため息をついた。



「別にあんたを襲おうなんて考えてないから安心してよねぇ」

「!?お、おっ襲……!!?ゆ、ゆうくん!!」



今聞いてはいけない言葉を泉さんの口から聞いてしまった気がしたので背筋が凍った。

取り敢えずじたばたと暴れだす私を見て、彼は腹を立てたのかがっちりと私の腕を掴む。

そして暫くの沈黙。



「……よっ…と」
「…え、なっ何してるんですか本当に何してんの……」



「……へぇ…あんた押し倒されただけでそんな反応するんだ……。なに、ゆうくんとは毎晩こんな事してるの?」



いや、えっと確かにサイコパス先輩とか口走った私が悪かったんだけどね?だからってこんな事になりますか。というか誤解を招くような事言わないでくれ。ゆうくんとは健全です。


誰もいない静かな更衣室。
私の心拍音のみが響いているような気がして、急に熱がこみ上げた。



「俺の事悪く言った罰。デコピンよりも効くでしょぉ?…このままもっと背徳的な事、しちゃう?」


「っ…やめてくだ…さい……。ごめんっなさい」


「……」



私が精一杯謝罪をすると、先程まで黒く笑っていた彼の動きが止まった。





「……あっ危な……くなんかないんだからねぇ!!あんたほんッッと変態!!冗談に決まってるでしょ馬鹿!!何本気にしてんのクソガキ!!」


「えええええ」



突如突き放されたと思うと、大声をあげて発狂しだす泉さん。怖い、怖いよこの人……。



「…ところで何が危ないんで((
「はぁ!?き、聞かないでそんな事。俺自己嫌悪で死にたくなるから。まさかあんたを本気で襲いた…くはなってないから。本当にもう全て忘れてもう最悪」



早口過ぎて何を言っているのか全く伝わって来なかった。唯一分かったことは、泉さんの雰囲気が元に戻った事だと思う。

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白華 藍(プロフ) - あまつさん» あぁ!知ってますよ!! (2018年7月8日 0時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ちなみに!ヒロアかって知ってますか? (2018年7月1日 2時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
白華 藍(プロフ) - あまつさん» こちらにもコメントありがとうございます!励みになります(^^)ゆうくん愛どんどんぶちかまして行きますのでよろしくおねがいします← (2018年5月9日 16時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ゆうくんメッチャ好きです!これからも頑張ってください! (2018年5月9日 15時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白華 藍 | 作成日時:2018年4月29日 18時

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