お呼び出し-4- ページ22
「わぁあ……っ！ふわふわしてて美味しい！はむ…んまぁいｯ！！」
「……ふふ、Aちゃん可愛い♪」
ゆうくんの温かい掌が私の頭に触れる。
甘いふわふわのパンケーキを食べながらゆうくんに撫でられるなんて、これ以上幸せな事は無い。
より一層、美味しく感じる。
「Aちゃんはパンケーキが好きなのかい？今日は僕が奢るから、余計な心配はしないでたくさん食べてね」
「うっわぁ…A太るよ」
「んぐ…なんで泉さんは空気を読まないんですか！？もっとパンケーキ食べさせてくださいよ…って、なんで没収するんですか！！！」
席を立って、がるる、と噛み付くように泉さんを羽交い締めにする。それを見た会長さんは笑い、ゆうくんは冷汗を垂らして周りを気にしている。
いけないいけない、ゆうくんにこれ以上迷惑をかけてはだめだ。
そう思って静かに席についた。
「……さて、お腹も膨れて落ち着いたところだし、そろそろ本題に入ろうか。君たちへの仕事の依頼についてだけど―――」
そこまで会長さんが言ったところで、ゆうくんの顔が突然強張った。どうしたんだろう。不安そうな顔をしている。
気になり、彼の肩を軽く揺すった。
「どうしたの？具合でも悪い？」
「……い、いいや、大丈夫だよ。生徒会長、続けてください」
「簡単に言えば、瀬名くん、遊木真くん、Aちゃんの3人で、客の呼び込みをして欲しいんだ」
呼び込み……？
あまりにアバウト過ぎて、想像がつかない。
私が首を捻り悩み続けていると、会長さんは更に続けた。
「最近繁華街に出来た喫茶店があるでしょ？オープン祝いに夢ノ咲の生徒を是非客寄せにしたいとそこの店長さんからご依頼があったんだ。なんでもその喫茶店はかなり独特でね。なかなか客寄せになるような美形が一般からは募集しても集まらないらしいんだ」
最近喫茶店が出来た、と言うのは小耳に挟んだことがある。しかし、独特というのはあまり理解しづらい。一般の人が働きたがらないって事なのかな？
「あの会長、やっぱりAちゃんだけでも外して貰えませんか？」
ゆうくんが言う。
なんの事かさっぱりだ。誰か私に、その喫茶店がどんな店なのかを教えてください。
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白華 藍(プロフ) - あまつさん» あぁ！知ってますよ！！ (2018年7月8日 0時) (
レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ちなみに！ヒロアかって知ってますか？ (2018年7月1日 2時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
白華 藍(プロフ) - あまつさん» こちらにもコメントありがとうございます！励みになります(^^)ゆうくん愛どんどんぶちかまして行きますのでよろしくおねがいします← (2018年5月9日 16時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ゆうくんメッチャ好きです！これからも頑張ってください！ (2018年5月9日 15時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白華 藍 | 作成日時：2018年4月29日 18時
