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お呼び出し-2- ページ20

「ちょっと。俺あいつに会ったら何されるか分かんないからあんたから入ってよ」



なかなか良い雰囲気の漂う外観を眺めながら、3人の夢ノ咲生徒が立ち並んでいる。
ひとりは腕を組み、無駄に姿勢の良いポージングを決めため息をついた。
またひとりは、建物の中に潜んだ底の知れない恐ろしさを持つ"怪物"を前に動けないでいる。

そしてひとりは、…取り敢えず綺麗だよ。



「馬鹿げた脳内解説お疲れ様。さっさと俺の言う事聞いて店内入ってくれる?A」



「なんで私なんですか!?」
「俺は入りたくないし、ゆうくんを危ない目に合わせたくないから」



「ひど」

 

「たぶんさっき僕が言った仕事の依頼についてだと思うよ?…依頼を受けてきたのは僕だし、ここは僕が最初に店に入るべきだよ!」



ゆうくんは背筋を伸ばして深呼吸をした。

なんて格好良いんだゆうくん。



「じゃ、僕入るねー」

「え、あっ待っ」
「ゆうくん待っ」


私と泉さんの静止も聞かず、彼は平然と店内へ足を踏み入れた。
顔を見合わせ、続いて私たちも参戦する。


店内は主に暖かみのある色を貴重としたデザインで、天井から降る淡い橙色の光は、強張っていた私たちの心を少しずつ溶かして柔らかくしていった。

ラスボス皇帝が待ち受けるにしてはあまりにも穏やかな舞台であったために拍子抜けしてしまった私の横で、突然、泉さんが騎士らしからぬ悲鳴をあげた。



「んぉゔァあ!?ててて天祥院!?こんの馬鹿皇帝!!いきなり抱き着いて来ないでよねぇ!チョ〜うざぁい!!」



「ふふ、驚いた?あまりにも遅くて待ちくたびれてしまったよ。瀬名くんは面白いなぁ♪」



ボスキャラのくせに登場早すぎる。

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白華 藍(プロフ) - あまつさん» あぁ!知ってますよ!! (2018年7月8日 0時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ちなみに!ヒロアかって知ってますか? (2018年7月1日 2時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
白華 藍(プロフ) - あまつさん» こちらにもコメントありがとうございます!励みになります(^^)ゆうくん愛どんどんぶちかまして行きますのでよろしくおねがいします← (2018年5月9日 16時) (レス) id: 11d06c67c1 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - ゆうくんメッチャ好きです!これからも頑張ってください! (2018年5月9日 15時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白華 藍 | 作成日時:2018年4月29日 18時

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