久々の対面 ３ ページ47
『だーま。』
「だーまー。」
「だから略すんじゃねぇよ、硝子ものんな。」
「別にいーじゃん、そんなんだからフラれるんだろ。」
『そーだそーだ。』
家入の悪ふざけに便乗した湖羽を見て、えそうなの？それ本当？と騒ぎ立てる男はなんとも単純な野郎にしか見えない
「まぁまぁ、二人ともお帰り。ゲームやらないかい？四人用の。」
「白霊がやるならやる。」
『じゃあやる。』
「なんなのお前ら？」
無視をされ、勝手に話を進められていることに怒っているらしいが、どう考えても日頃の行いのせいだろうと、変わらず全員に相手にされていない
性格以外完璧なことを恨むんだなざまぁみろを通り越して少々可哀想になってきた
「白霊、明日デートしない？」
『明日は任務。』
これにはちょっと同情したのか、家入と夏油がそれぞれ手のひらにお菓子を乗っける
「おい、お前らふざけんなよ。これ両方ブラックじゃねぇか。」
「チョコだからいーじゃん。」
「ブラックはチョコじゃねーよ。」
『暴論、甘党脳筋。』
「うるせぇ、てか甘党脳筋ってなに？」
「甘いものに関すると支離滅裂なことを言う人のことだよ、まさに悟だね。」
「あ？」
こんなに言い争っている彼らだが、四人協力のゲームをしている
ゲーム内では女子VS男子が行われているのは気にしない方がいいのだろう
そんなこんなで五条を家入が掴んだまま穴に落ちたことで互いにライフが無くなり、残り夏油と湖羽
一応もう一度言っておくが、これは四人協力用のゲームである
「白霊、随分とゲームが上達したようだね？」
『何言ってるの傑。』
「「「？」」」
『私がいつ反則してないなんて言った？』
そう告げながら自身の目を軽く押さえにやりと笑う湖羽
「ま、まさか、
『私にかかれば、昨日のうちにこんなの予測してるぞ。』
「なにぃぃぃぃ！？」
珍しくツッコミのいない茶番をしているその後ろでは、既にライフ０の二人がコソコソと夏油があんな叫ぶの珍しいとか、眼って一瞬先までじゃなかったっけとか、てか普通に反則だよね退場レベルだよねとか話してたとか
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紫水(プロフ) - プスメラさん» 応援のコメントありがとうございます。展開についてお話することは出来ませんが、これからも頑張らせていただきます！ (2021年1月25日 16時) (
レス) id: daf4abea6a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 紫水さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫水 | 作成日時：2021年1月23日 15時
