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なんとなく暇になったので射撃場に来てみたら
いつもやっているクレーン射撃ではなく、ただひたすらに的を撃っていた
相変わらず命中率がエグいな
そんなことを思いながらベンチに座り撃っている姿を眺めていた
普段からは考えれないほどの真剣な表情
真っ直ぐな視線
俺自身、戦場でも近距離部隊だから前にしか出ない
だから後ろで援護してくれている時のことは話でしか聞かない
たまには来てみるもんやな
そんなことを思いながら大先生を見ていた
こいつが起きるまでもそうやったけど起きてからも色々とあった
コネシマがあの時行かんかったらと思うと怖くなる
でも、多分撃たんかったとは思う
自死をする事がどれだけ周りに影響するかを一番知っているはずだから
しかし……
一向に気づいてくれんのも暇やな
などと思っていたら入口から珍しいお客さん
ショッピくんはわかるけど
Aも一緒とは珍しい
小さく手を上げると気づいたのか寄ってきた
「シャオさんがここに来るなんて珍しいですね」
「暇でな、メシまで時間あるしブラブラしようかとも思ったけどそれもなんかなって思ってんな」
そんでここに来たら大先生おるやん
めったに見やんから珍しくてさ
ずっと見てた
……シャオさん、そんな趣味が？
あるわけ無いやろ！
射撃してる姿とかなんて見やんからな
まあ、シャオさんはそうでしょうね
そんなことを言っていたら流石に気づいたのか大先生がこちらにやってきた
「なんか見られてるって思ったらシャオちゃんやったん？」
「おん、珍しいもん見せてもろたわ」
「珍しいって僕は珍獣やないで。で、ショッピ君は何でここにおるん？」
珍しくピリピリしてる大先生
それがわかっているはずなのにショッピはいつも通り
「射撃場に俺が来るんは問題ないでしょう？」
「Aを連れてくることが問題やない？」
「そうですか？」
「そうやろ。A、危ないし部屋戻ってな」
『……はい』
本当に珍しい
女性には常に優しくをモットーな大先生が少しキツめに言うなんて無いことだ
そしてあきらかに落ち込んだ彼女の方を見ることもしない
そして言ったはずの大先生も辛そうだ
『……ごめんなさい、お邪魔してしまって』
そう言って出ていくAを俺は慌てて追いかけた
だからショッピが大先生に怒りを爆発させたのも
トントンやゾムが慌てて止めに来たのも知らない
ただ泣きそうに走っていく彼女を追いかけた
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白ごま(プロフ) - ミミさん» コメントありがとうございますm(_ _)mそんな好きだなんて言ってもらえて光栄です(泣)そのうえ一気に読んでもらえるなんて…本当にありがとうございますm(_ _)m中々更新できずにいますが声援に答えて頑張りますね (2022年7月9日 7時) (
レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すごい好きです！白ごま様の小説をつい一気読みしてしまいました。これからも頑張ってください！ (2022年7月9日 6時) (レス) @page46 id: 36851762ec (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - 柚衣さん» えっあの…まずはコメントありがとうございますm(_ _)mそんな大好きだなんて……しかも一気読みですか!?そんな…そんな…私も大好きです！亀みたいに遅い更新速度ですが頑張ります！ (2022年3月13日 9時) (レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
柚衣 - つい、一気に読んでしまいました！白ごまさん様のつくる作品も、白ごまさん様も大好きです！これからも、頑張ってください(^∇^) (2022年3月13日 8時) (レス) @page42 id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» そうだね。折り返し地点だから頑張る (2021年4月3日 13時) (レス) id: c3bc9cbe67 (このIDを非表示/違反報告)
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