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Aを助け出して一週間がたった
あれからずっとAは医務室のベッドで寝ている
医療班の隊員が包帯を換えるために近付いたら酷く怯えたと聞いた
悲鳴をあげ、泣き叫んだ
しんぺいさんが慌ててその隊員を下がらせ、鎮静剤を打ち眠らせた
話を聞けば何もおかしな事はなかった
何故なら包帯を換える直前までその隊員とAは話をしていたのだから
その時の距離は確かに離れていた
その後、包帯を換えるために自分の近くに来た隊員が自分に手を伸ばしたその姿を見て泣き叫んだ
「つまりはそういうことやんね？」
「どういうことやねん」
会議室で幹部が全員揃っているときにその報告を受けた
呟いた大先生の声が聞こえたのかその横に座っていたコネシマが聞いていた
「ん？いや、シッマわからへんの？」
「鬱兄さん、コネシマさんはバカやし、心無いから分かるわけないでしょ」
「は！？」
「お前ら煩いんや。会議中やぞ！特にコネシマ！」
「何で俺だけやねん！ショッピかてそうやろ！」
「……今ここで粛清されたいか？」
トントンがそう言うと他の人たちまで静かになった
さすが、鶴の一声ならぬトントンの一声
「しんぺいさん、Aちゃんがこうなるのは他の人でも？」
「メイドさんでもある一定の距離近付くと怯えるね。隊員とかは論外だね。女性だと怯えるくらいだけど相手が男となると酷く怯えて泣き叫ぶから」
「しんぺいさんは？」
「俺は大丈夫」
「…………幹部は大丈夫なのかな？」
報告に来たしんぺいさんが大先生と話している
いつものやる気のなさはどこへやら
見たことない真剣な表情だ
「もしかしたらだけどね」
「……大先生、お前らだけで話進めて納得すんな。わかってないやつもおるんや。説明せい」
そう
今は会議中
珍しく幹部が全員揃っている
「しんぺいさんが話したほうがエエんちゃう？」
「どっちでもエエわ。説明してくれ」
トントンの言葉にじゃあとしんぺいさんが立ち上がる
「分かりやすく言うなら対人恐怖症だよ。隊員だけだったら男性恐怖症だけかと思ったんだけど、メイドにも同じように怯えるからね。でもある一定の距離離れていたら大丈夫みたい。でもその距離を越えたらダメだね。鎮静剤を打つまで泣き叫んで時には暴れる。あそこでどんな風にされていたのか…………言わなくてもこれはさすがに分かるよね？」
それを聞いた瞬間
幹部全員から殺気が溢れでた
けれど、潰すべき国はない
やり場のない怒りだけが残った
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白ごま(プロフ) - まこちさん» まこち様ありがとうございますm(_ _)m手直ししている時に非公開にしてしまっていたみたいですね。指差し確認本当に大事ですm(_ _)mご報告ありがとうございますm(_ _)m (2月9日 16時) (
レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - コメント失礼しますm(*_ _)m途中64のお話が抜けてます!!報告失礼しました!! (2月9日 14時) (レス) @page19 id: 405ac979a6 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 白ごまさん» はずっすか･･･。ut先生、頑張ってください (2021年3月1日 15時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - ReiHetaさん» ふふっ自分の中でははじめから改まって言わすつもりはなかったんですよね。言ってしまったからには後戻りはできない！あとは直進のみ！(のはずです） (2021年3月1日 14時) (レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - やっと言ったァァァ！！ぽろりと言うなんて、白ごまさんのいけず(死語) (2021年3月1日 10時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
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