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ファイナリストのダンスバトルが終わり、ここからSECOND、GENERATIONS、三代目のパフォーマンスがあり、その後EXILEメンバーとのファイナリストの合同でパフォーマンスをする。
裕「さっきのエアーやばかった!!なんなんあれ!?めっちゃ綺麗やったし!」
隼「ハローバックの角度もえぐかった!」
「あ、ありがとうございます……!」
玲「ちょっと!時間ねぇから!」
すぐにGENERATIONSとしての出番があるのに間近で見た技に興奮ぎみな二人、同じメンバーの佐野に急かされて準備をする。次の出番まで少し間のある彼女は体を冷やさないよう上着を着て、再びモニターを見つめる。
「…………」
大「(すんごい食い入るように見てる……)」
「…………」
じっと見つめる先には兄・NAOTOがいた。三代目として大きな歓声を受け踊っている。
ななこは久しぶりに兄の踊っているところを見た。幼い頃はずっと真似していたのに、いつからか他人のダンスは見ず、オリジナルを磨き続けていた。
「格好良いなぁ」
やっぱ、格好良い。懐かしい、初めて兄のダンスを見たときの気持ちを思い出した。そして更に強く、共に踊りたいと願い、決意を固めた。
そして、いよいよ最後、EXILEとの合同でパフォーマンスをする時がやってきた。
隆「ななこちゃん」
「隆二くん」
隆「俺、慰めるのとか向いてないからさ」
「うん」
隆「でも、嬉し泣きなら胸貸してやるから、待ってる」
「うん。行ってきます」
ステージ入り口で待っていた今市。声をかけ、拳を合わせて彼女を見送った。
健「……隆二お前、いつからそんな仲良くなったん!?」
隆「え゛っ」
EL「いやー、これはあやしい〜!」
隆「いや!なんもないから!」
臣「(隠し事も向いてないっつーの……)」
隆「早く楽屋戻ろ!」
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shiro(プロフ) - 尼崎の雑草になりたいさん» はじめまして!コメントありがとうございます!そう言っていただけ嬉しいです!更新頑張ります! (2018年10月30日 1時) (レス) id: 8d46f4c2ff (このIDを非表示/違反報告)
尼崎の雑草になりたい(プロフ) - はじめまして!読みごたえがあってとても面白いです!更新楽しみにしてます(^^) (2018年10月29日 23時) (レス) id: c68b54dc70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiro | 作成日時:2018年10月27日 17時