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616日目いやぁ… ページ28

「ただいま。」
ニヤニヤと怪しい(気持ち悪い)笑みで神威は帰ってきた。
「ん…お早う。」
―あぁ。寝てた…。
私は若干ぼうっとしながら神威が手にしている瓶に目をやる。
―嫌な予感がする。
「神威…それ…。」
不安に胸に、ゆっくりと神威に聞くと、神威は何の悪気もない顔で、「うん?惚れ薬だヨ。」と笑う。
―いやそこ、笑うところじゃないけど…。
「…ちなみにそれ、誰に飲ませるの…?」
「え?そりゃあ、ネ?」
そういって首を傾げる神威の笑顔は黒い。
―あぁ、やっぱりこうなると思ったよ。
私がうなだれているのをよそに、神威は「それじゃあ…。」といって近づいてくる。
「いや…やめっ…。」
顔を背けようにも、神威に顎を掴まれて逃げられない。
―…ッ…腹を、くくるか…。

ぐびっ

「おい団長。これここに置いとくから…な。」
運悪く入ってきた阿伏兎。
Aの視界に写っているのは俺ではなく、阿伏兎。
惚れ薬に書いてあった記述によると、
『・惚れ薬を飲んだ本人の視界に一番最初に入った人物に効果が出る・アリがちなあの効果もアリ・あなたの忘れていた感情、思い出させます』
―…ということは…。
ゆっくりとAの方に振り向けば、Aは頬を赤らめて阿伏兎のことを見ていた。
―や、やらかした…。
「あ…阿伏兎…?」
Aの口から洩れる俺以外の男の名前を呼ぶ声は、普段よりも官能的。
因みにこの効果が元に戻るのは、『飲んだ本人と飲んだ本人に恋愛感情を抱かれた人物が一夜を共にすると、元に戻る可能性があります。』ということ。

―何だよ。このありがちな元に戻し方。
しかも一回だけじゃもとに戻らないとか…。
もうほんと…殺ろうかな。

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へたやん(プロフ) - ショコラさん» 返信ありがとうございます。はい。被害者が少なくて良かったです。←家の中にアブが…!?お気をつけてください。 (2016年8月21日 16時) (レス) id: 08241f2f07 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - へたやんさん» アブに刺されると痛いんですよね〜;; 被害者が少なくてよかったです(何も良くない←) アブは私の家の中に時々います((( (2016年8月21日 11時) (レス) id: 0a83098121 (このIDを非表示/違反報告)
へたやん(プロフ) - ショコラさん» 返信ありがとうございます。はい。友達は刺されてましたけど、自分は大丈夫でした!← (2016年8月21日 9時) (レス) id: a1906e812c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - へたやんさん» ま、まさかのアブ…!!たしかにいっぱいいますけど!! 大丈夫でしたか?刺されてませんか!? (2016年8月20日 23時) (レス) id: 0a83098121 (このIDを非表示/違反報告)
へたやん(プロフ) - ショコラさん» 返信ありがとうございます。確かに、自然が豊かでした!そして、行く先々にアブが沢山いました! (2016年8月19日 6時) (レス) id: a1906e812c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:へたやん | 作成日時:2016年7月17日 18時

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