魔界のウェイ

36話 ページ44

「…シャオくんは？」
sya「…俺が入りたいのは…」
chi「分かってますよ、本当はシャオさんが生徒会に入りたがってることは」
sya「…えっ」
生徒会…かぁ

chi「ただ団長がシャオさんのことをすごく買ってはるんです。こんなに欲望にまっすぐな悪魔はなかなかいないと…」



chi「あなたは我々師団に必要な存在なんですよ」

chi「これは僕からのお願いですが…もう少し…僕たちと共に活動してはくれませんか？」
sya「…」

sya「ま、お前ええ奴っぽいから考えといたるわ。Aもおるしな」



モブ「おおっこれすげーなぁ！」
め、メキッて音したよ？！メキッて？！
モブ「一本もーらい！」
モヴ「俺らの師団室にでも飾ろうぜ〜」

sya「あっ…ふわふわが！」
chi「まだ調査(宴会)中なのに！やめましょうみなさん、無闇に触っちゃ…」
わ、わぁ…すごい睨んでくる…怖…
チーノ先輩どうするんだろ…

chi「ささっ！一杯どうぞ兄さん！お菓子も全部食べてってください！」
【変わり身の早さよ…】

モヴ「おーいまだ折れねぇのかよ〜」
モブ「ちょっと待ってろ、こいつ堅くて…っ！」
ふわふわがぁ…入間のふわふわがぁぁ…
こういうとき、自分の非力さを知る…

「しゃ、シャオくんどうしよう…ふわふわが…」ｸﾞｽｯ
sya「…チーノ借りるぞ」
chi「えっ！？」

ふわふわを折ろうとしてる人のところに近づくシャオくん。
モブ「アン？なんだ…！？」ｶﾞﾎﾟｯ
[？！]
ふ、ふわふわを折ろうとしてる人の口に…ぺ、ペットボトルを突き刺した？？！

sya「お前なに俺より目立ってんねん」

sya「バビルスの主役は俺やぞ、モブは大人しくジュースでも飲んで座ってろ！(それに…Aを泣かした罪は重いしな)」
か、かっこいい…
モブ「やんのかコラァ？！」
ブチギレちゃった？！
sya「(あっヤベッ…！イキってもうた…！)」

ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ…

今のは…あの人たちのお腹の音？
モブ「うッ？！」
モヴ「なっ…なんか急に腹が…」
mb「やべぇ俺トイレ…」
モブ「漏れるゥ〜！！」
走り去っていった…
今の屋上は当然の如くブーイングの嵐

sya「…え？え？」
chi「あ〜あ、ダメじゃないですかねぇ」
「？」
chi「赤の他人からもらったものを何の疑いももたずに飲み食いしちゃあ」
げ、下剤入りめんつゆ…

sya「チーノ…お前…詐欺師みたいな奴やな…」
chi「え？ようやく気づきました？」

そういったチーノ先輩は、怪しげに笑っていた__



〜続く〜
文字数の原因でここで終わりです！

37話(リクエスト)→←35話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す